*すでに本帰国し、ブログ内容とリアルにタイムラグが生じておりますが、もう少しドイツ編続きます。
前回の「ドイツ生活を振り返って」を無視して前々回に続く感じでお読みください。
思い出のキッチンが去っていった我が家。
引越し屋が来るまでまだ時間がありますが、さらに子供らのマットレスも引き取られ、すでに洗濯機も乾燥機も無くなった今、我が家はただの「雨風寒さをしのげる箱」状態。
と言うわけで最後は近所のコンドミニアムへお引っ越しです。学校はギリギリ直前まで通うので学校のものから、飛行機の預け荷物手荷物で運ぶもの、最低限日常で使うもの、食料品などを運び込みました。
コンドミニアムのことをドイツでは「Ferienwohnung」(フェリエンボームング」(以下FW)=「休暇の家」と言いますが、我が家は旅行の度にこのFWを利用していました。Booking.comで気軽に予約することができますが、実際FWは当たり外れも大きいので当たったらラッキーと言う感じです。
今回は、うちから近くて洗濯乾燥機があるところをチョイスしたのですが…これが大当たり。
なんと一軒家(正式には数件家がくっついているラインハウスと呼ばれるものですが)で、二階建てとなっており、夫婦の寝室、子供部屋も各自ある上、なんと広々とした庭まであるのです。今までで泊まった歴代FWの中で最も広い!
部屋もミッドセンチュリー調で、清潔で非常に快適でした。
ドイツに来て素敵なお家をたくさんみてきたので、私もいつかドイツでそんなおうちに住んでみたいな、と密かに思っていたのですが(特にこのコロナ禍、本当に家族で狭い部屋に篭ってストレスフルだったので、ある程度の空間は必要だとしみじみ思った。)最後に夢が叶った気分です。
しかし観光地でもないドルトムントで、(サッカー観光客はいますが、意外とデュッセルドルフなどに泊まる人も多い)FWは数年前までほとんど見なかったのですが最近は随分と増えてきました。
新型コロナウィルスの影響で、まだまだ個人旅行は考えられないご時世ですが、ドイツへお越しの際はぜひFWも検討すると、住むように泊まれて楽しいですよ。
最後の1週間はここでのんびりと…と言うわけには全くいかず、午前中から夕方までほとんど前の家に行って引っ越し準備を進め、ほとんど寝に帰っている生活ではありますが。とほほ。