クリスマスも終わり、日本では既にもう正月ムードに切り替わっていることと思います。クリスマスもいいけど、日本のお正月、やっぱりいいですよね〜。


こちらドイツのクリスマスはまだ終わっておりません。


26日までがクリスマスとなってまして、日本のお正月のようにのんびりと家族で過ごしています。今年はコロナで例年のような親戚一同のパーティを控える家庭は結構多いようで、
「正直ホッとしているわ〜」という主婦も多いそう(笑)。


一般的に、親戚内で大きな家に住んでいる世帯がホスト家庭になることが多いようで、もてなす側の家庭は本当に大変です。ドイツ人家庭に嫁いだ日本人友人も大きい家に住んでいるということで、事あるごとにその家に親戚が集まるのですが、最初のスパークリングワインとおつまみから始まり(昼過ぎ)、しばらくしてコーヒー(そのためにコーヒーマシーンを持っている家庭多し。)とケーキを出し、最後に夕食…と10人以上のゲストを手際良くもてなしているのを見て本当に驚きました。みんな偉いな。。。


さて話を戻して、ドイツでは忙しい24日の料理は簡単に済ませ、25日がご馳走を食べることが殆どだそうですが、我が家は日本式に24日にお祝いしました。


インスタなどを見ていると、日本のクリスマス料理ってとにかく品数が多くて凝ってますよね!

よく目にするのが、ピザやパスタなどのイタリアン、チキン、リースサラダ、お寿司、そしてクリスマスケーキ!などとにかく品数多し!キャラ弁ならぬクリスマスキャラ飯も日本ならではの文化だなと感じます。


一方ドイツは、テーブルセットはすごく凝るけど、料理は意外とシンプルです。


カモ一羽をまるまる詰め物にしてオーブンで焼いたものや、肉料理とその付け合わせにクヌーデルと呼ばれるジャガイモだんごとロートコールと呼ばれる紫キャベツを煮たもの、といったシンプルなものが多いのです。


ケーキも日本のような「クリスマスケーキ」なるものがあるわけではないので、家庭によって食べたり食べなかったり。。。ドイツ1年目はこの「日本のクリスマスケーキ」を買えない失望感が半端なく、また作れる技術もなかったので、クリスマスを祝った気分になれないほどでした。今やすっかり慣れてしまいましたが。



というわけで(?)、今年も我が家のクリスマス料理はドイツ式にしました。しかも家族だけなのでかなりシンプルに。

まずはチーズやハムなどの前菜とワイン、そしてメインが鶏肉と野菜のオーブン焼き。以上!(笑)
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*写真のオーブン焼きは焼く前です。鳥だけ少し表面をフライパンで焼きました。カモはチキンに比べて相当脂っぽいので、焼き時間が足りないと脂がギトギトなのです。味もなんやかんやでチキンの方が美味い!と皆言う上、詰め物が意外と面倒くさくて結局我が家は骨つきチキンを焼いています。


そして24日の夜に忘れてはいけないのが、子供のプレゼントの仕込み(笑)。


とはいえ、うちの子たちは既にサンタがいないことを知っているため、実は仕込まなくてもいいのですが、まああえて演出するとそれはそれで喜ぶので形だけ継続しています。しかもわざとらしいサンタの手紙まで書いて(笑)。
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ちなみに長男のプレゼントはまだ届いていないので、チョコレートと「配送予定日」を書いた紙を書いて入れておきました。なんとも夢のない我が家。。。


そしてクリスマスの朝は少し綺麗にセッティングしてこれまた完全なドイツ式朝ごはんに。
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ドイツの朝ごはんは基本的に写真のような感じですが、クリスマスやニューイヤーなど特別なお祝いや祝日などには朝ごはんからスパークリングワインを飲んだりもします。


ネットで「ドイツは朝からビールを飲む!さすがドイツ!」みたいな旨の記事を読んだことがありますが、私が知る限り朝からビールは聞いたことありません(笑)。地方によってあるのかも知れませんが。。。



あとは散歩して夕飯を適当に食べてクリスマスの日もあっという間に過ぎました。ガッツリ買い込んでいた食料も随分となくなりスーパーが開くまであと2日、明日以降は粗食で過ごそうと思います。



なんだか書いてみて、なんか全然華のないクリスマスだなと(汗)。

コロナのせいもあって本当に今年は静かなクリスマスです。