早いもので、本日はついにクリスマスイブ。
キリスト教徒でもなんでもない私でも、小さなツリーを飾り付けたり、家族でクリスマスケーキでお祝いしたり、プレゼントをもらったりと、クリスマスは子供の頃から楽しみにしていた行事の1つです。
と同時に日本では何故か恋人と過ごす日みたいなものになってしまっているので大人になると恋人のいない年はめっちゃ孤独でしたが。。。
こちらドイツではやはり本場とあって、やはり盛大です。
11月からクリスマスマーケットが開催され、またプライベートや仕事でも友人や親戚、クラス内などお世話になった方々との交流の場(年末の挨拶回りの場的な。。。)としてお茶会やクリスマスパーティなどが行われます。そして当日は家族で本物のもみの木や暖炉を囲んでご馳走を食べて静かに過ごすのです。
日本のような派手さは全くない、でもしみじみと神聖な気持ちを感じる、いわゆる日本のお正月的ポジションと言ってもいいでしょう。
まあ、今年はコロナでほとんどキャンセルでしたが。。。
ドイツのコロナルールでは、
12月16日〜1月10日までの期間は
「友人・知人,親族との私的な集まりは,自らの世帯及びもう一世帯に属する者による合計で最大5人までに制限(14歳以下の子供はこの制限人数には含まれない)。」
ただし
「12月24日~26日までのクリスマス期間は,自らの世帯に加え親族4人までの私的な集まりは可能(この場合,2世帯を超える,または5人を超える集まりも可能。14歳以下の子供はこの制限人数には含まれない)。」
とされており、
日本語で読んでも一瞬「ん?」となってしまう複雑さ。
ドイツ語で読んだ後、よくわからなくてデュッセルドルフ領事館のサイトから日本語で読みましたが、読解力がないからか、やっぱり「ん?」となってしまいました。(汗)
ドイツっていつもはかなり雑多な感じなのに、ルールとなると途端に細かくなるので驚きます。
「大勢って何人から?」「親族ってどこまで入るの?」
といった人によってどうとでも取れるざっくりした表現を数値化、可視化するわけです。
これだと政治家も言い逃れ出来ませんよね。(苦笑)
日本人はドイツ人と違って普段から校則、社則などの細かなルールのもとで生活していますが、コロナルールはかなりざっくりしているように思えます。
この点はドイツと日本が完全に正反対な点であり、私としてもなぜそうなるのかが興味深く思う点でもあります。
ちなみにこのクリスマス期間は国民の祝日ということで、24日の昼から26日にかけてスーパーなどの食料品を扱う店舗までもが一斉にクローズ。しかも27日は日曜日なので3日半の食料品を買い込まなければなりません。そのため本日スーパーはごった返しておりました。(人数制限もあるため外での待ち時間も長い)
私もとりあえず材料も買い込めたので、今年は家族だけで静かなクリスマスをチキンでも焼いて食べながら過ごそうと思います。
それでは皆さんも良いクリスマスを!
Schöne Weihnachten!
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