1つは学校帰りに人の家で昼ごはんを食べる点。そして親が全然申し訳なさそうにしない点(笑)ではないでしょうか。
ドイツの学校は給食がないので、10時に各自持参した軽食を食べたのち13時くらいまで授業があるのが一般的です。なのでその後学校帰りに一緒に帰ってそのお宅でお昼ご飯をご馳走になり、夕方5時くらいに帰ってくる。。。という遊び方は珍しくありません。
「お互い様」と言う言葉がぴったりなのですが、こちらでは「お互いに楽な方がいい」という考え方なので、お互いの家で食事を頂くというのは感謝こそすれど、「ありがとね〜!」程度のことが多いのです。この「困った時はお互い様精神」は小さなことでも多く、お隣さんが「卵1個ないかしら?」「どうぞ」「ありがと〜」などというやりとりも結構あります。
とはいえ、私は基本シャイな日本人。
こうしたやりとりに当初は相当戸惑いました。そしていまだにお隣さんから言われることは多々あれど、自分からもらう事は…できません(笑)。
それでもだいぶ慣れました。私はどちらかと言うとこの習慣以上にやり取りの際の言葉の壁の方がストレスではありますが。。。
ちなみに現在、次男ワタは現在ギターを習っているのですが、彼のお友達の親が「うちの子と一緒にやらない?」と言ったのがきっかけでなんと毎週その日はその子の家まで一緒に帰り、ご飯をいただいてから一緒に遊び、ギタースクールまで連れて行ってもらっています。
ギタースクールがその子のすぐ近くにあるので「その方が効率的でしょ?」と。
と、言うわけで私はギタースクールにお迎えに行くだけなのですが、やー、さすがに申し訳ないな。なんかめちゃくちゃそれ負担じゃない?と不安でもありました。
ただ相手がいいと言うならいいのがドイツ。
遠慮で断ると言う発想はないので、問題がなければありがたくご好意を受け取るのが良いでしょう。実際我が家もありがたく。。。もちろん感謝は伝えてますし、たまにちょっとしたもの(旅行に行ったらちょっとした小さなお土産とか)を渡したりもしております。
しかし前日までに予定してればいいのだけど、突然来られるのはちょっとビビリます。(一応今回みたいに電話がかかってきたりしますが)ありがたいことにうちの家の前にピザ屋があるので、困った時はいつもそのピザ屋に駆けこんでおります。
我が家的には「困った時はお互い様…もとい!ピザ屋」です。^^;
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