前回、美容院でお代を間違えた話をしましたが、この際、
『自分のサービスを自己申告する』という点に
カルチャーショックを感じた!
という読者の方がいらっしゃったので、今回はこの話を掘り下げて書いてみようと思います。
すっかりドイツ生活で慣れてしまって当たり前になってしまっていた…。
この自己申告制、日本ではまずないと思うのですが、ドイツではたま〜にあります。
(というか、ただの職務怠慢なのですが…)
特に日常の買い物に欠かせない…スーパーで。
ドイツのスーパー(フランスやオランダなどおそらく欧州全般)では
果物や野菜は大抵は量り売りで購入します。
以前はレジでのお会計前に、秤に果物(または野菜)を乗せ、
種類を選択して計量すると値段の記載されたバーコードシールが発行されるため、
それを商品に貼ってレジに持っていく、というスタイルが一般的でしたが、
最近ではお客側の間違いも多いからか、
レジの人が直接チェックするシステムのお店が増えました。
そのため、今度はレジの店員さんが分からないという…。
特にドイツではリンゴの種類は非常に多く、見た目で判断するのは難しいのも事実。
ですが店側が特に工夫するわけでもなく、
分からなければお客さん(あるいは同僚)に聞くという…(笑)
リンゴは特にこのトラブルが多いので、購入前に私もチェックするようになりました。
(特にこだわりなく買ってしまう日とかは名前もチェックせず、
見た目だけで買ってしまうのですよ)
また、珍しい野菜も要注意です。
この数年で様々なアジア野菜も増え、
以前までマッシュリュームくらいしかキノコ類のなかったドイツですが、
椎茸、エリンギ、たま〜にシメジも見るようになりました!
そのせいかおばちゃん店員さんは珍しい野菜の名前が覚えられないようです。
とは言え、そんな店員さんに対し怒るお客さんを見たことがありません。
それどころか「あ〜!それね!分からないわよね〜」などとむしろ共感していたり(笑)。
日本は店員に求めるクオリティが非常に高く、できて当たり前といった感じですが、
ドイツでは間違いもまああるわな、的なスタンス。
その点ではドイツ人は寛大だなといつも思います。
おかげでスーパーでもあまりぼーっとしていられませんが。
言葉を発する機会があまりに咄嗟のことが多すぎて
恥ずかしいドイツ語で答えてしまい、日々悔しい思いをしている私です。
ところで話変わって、ドイツでもかぼちゃの季節、秋がやってきました。
ドイツのかぼちゃはオレンジ色のものが多く、
日本で見る緑のものをほとんど見たことがありません。
日本のかぼちゃに一番近いのが「Hokkaido」と言う品種。
名前からしておそらく日本のかぼちゃを品種改良したものだと思うのですが、
煮物にしてもスープにしても日本の味に近い味で美味しいです。
しかしその他の奇妙な形のものにはまだ手を出せないでいます。
一体どんな味がするのかしら。。。
コメント
コメント一覧 (2)
りんご、種類多すぎですよね〜!!!笑
パンも全然いまだにわかりません。なので「あ、それそれ!その後ろの!」みたいな
格好悪い言い方ばかりしています。笑 名前がビシッと言えると、向こうもすぐにわかってもらえていいですよね!