先日幼稚園でのバイトについて触れましたが、
実は数年前ボランティアで幼稚園で少しだけ働いていたことがあります。
そこは次男ワタが通っていた幼稚園だったのですが、卒園の際
「ドイツ語を話す機会がもっと欲しいなあ」と園長先生にチラッと話したら、
「もしあなたがやりたかったらうちでボランティアで来てもいいのよ。」と言ってくださり、
引き受けた訳です。
*今ならボランティアではやらないと思いますが。笑
その当時は本当に言語的にも全然で、
お金以上に言語&ドイツ文化にもっと触れたかったので。
もちろん注射証明とかも不要でした。
今思うと、幼稚園ボランティアは相当なネタの宝庫になりました。
(実はまだあまり放出していませんが。。そのうちボチボチと。)
ちなみにその幼稚園のあったエリアはドルトムントの中でもかなりの高級住宅地エリア。
掃除婦を雇うようなお金持ちの家庭が多かったのが印象的です。
お陰でワタはお金持ちのお家に遊びに行く機会が多く、
あれがパリピキャラの原点になったのではとも思うのですが^^;
(そして今でもそのエリアのサッカーチームに属しているのでまだ付き合いは続いています。)
たまにパパやママたちの中にも、
テレビから出てきたようなものすごくカッコいい人がいたりしたのですが、
白いシャツに
白いパンツがサラッと似合う(しかもズボンにIN!)パパ
なんて芸能人以外ではじめて見ましたよ。。。
とは言えやはり当時は言葉の壁、文化の壁にぶち当たり、
高々数時間いるだけでも辛かった思い出もあります。
ロクに言葉が話せないので子供の喧嘩の仲裁にも入れないし
(これは今でも難しいです。特に子供の話し方は未熟なので
大人がヘルプしてあげないといけない)、
ドイツのボードゲームのルールを知らないので
一緒に遊んであげられるものが限られてくる、
本を読んであげると発音がおかしくて変な顔をされる…など。
ということでおませな女の子は離れていき、
おバカ男子ばかりが集まってきたのもいい思い出(笑)。
今回も「懲りずにまたやろうとよく思ったよね」と夫に言われたのですが、
本当に幼稚園はドイツ文化がギュッと詰まっていて面白いんですよね。
個人的には今回は幼稚園児の工作などを観察したかったので
バイトできず非常に残念。
でも、無償ではさすがにもうできないかな(笑)。
日本に比べたら幼稚園の先生、保育士さんは私服で好きな格好して自由だし、
好きな時にコーヒー飲んだりしてるし、
有給も取りやすいしでずっとストレスが少なそうではありますが、
やはり子供の命を預かる大切な仕事なことに違いはありません。
高齢になってくると体調不良で辞める先生も多いし、
ドイツでも保育士さん不足は深刻です。
もっと待遇やお給料が上がる必要があるのではとドイツでも日本でも思う次第です。
コメント
コメント一覧 (2)
ユウさん、作家ですね🎵
作家の佐藤愛子が、家に泥棒が入り塀を登り隣家に助けを求めた際に「これは書ける‼️」と思いながら塀を登ったそう。
ユウさんの文章は「エッセイ」だから毎回楽しいのだな。本当に楽しみです(^-^)
いや〜そんなまだまだですが!!!本当にありがとうございます!
本当に「エッセイ」は憧れですね!でもピンチのたびに「あ、これは書けるな!」とは
確かにいつも思います(笑)。