最近Netflexで「ターミナル」を見ました。
トム・ハンクス演じる「クラコウジア人」(架空の国)がアメリカの空港に到着の際、自国のクーデターによって入国も出国もできない状態に陥り、国際線の乗り継ぎターミナルで長い年月を過ごしたという、実話をもとにした有名な映画なのですが勉強も兼ねて、英語(+英語字幕)で。
しかし見てて思うのが、文法の複雑なドイツ語に比べて英語は文章の構造がかなり単純!とはいえ難しい単語とネイティブの独特の表現は調べないと無理なので、字幕を追いながら時々一時停止して理解。感想としては「日本でセンター試験受けられる程度に勉強している人であれば、十分見ることができる」ということです。
が、問題は発音。アメリカ英語、
何を喋っているのか本当にさっぱり分からない…(汗)。
最後のオチにも描きましたが、私のように辞書を使えばある程度英文を読めて理解はできるけど、会話はさっぱり!という日本人は意外と多いのではないでしょうか?
はっきり言ってこれはかなり損しています。話せないだけで「英語ができない人」と認定されて実際に実力以下に見られてしまう…こちらにきてそんな経験をよくするようになりました。(ちなみに私はドイツ語もそんな感じで、文章でやり取りすると「あんた文章(思ったより)うまいのね!」みたいに言われることも…)
ドイツでは大卒であれば、英語がある程度話せるのが普通です。なので「英語がある程度話せる=教養を受けてきた」的に見られる印象。
ドイツ語はまあマイナーな言語なので話せなくても「仕方ないよね」的なところはあるのですが、私がドイツ語でうまく表現できなくて困っていると、「じゃあ英語の方がいいですか?」と切り替えてくる人もいます。道を聞くとかのレベルでなく、機械の機種説明だったり、手術のプロセスの説明だったりと内容も高度。いやいや!ますますわかんないから!(笑)。なので「英語もうまくないんで…」と答える度、なんとなく自分が惨めな気分になるものです。
今回、この映画を見てても、「英語は国際言語だからある程度教養があれば喋れるもの」という空気をどことなく感じるところがあって、きっと実際のアメリカもそんな感じなのではな?と思いました。
ドイツに住み始めた時はドイツ語が難しすぎて「せめて英語圏なら」と思ったものですが、実際、ネイティブと話すとなると大変だし、英語は国際言語だから話せるもの、というプレッシャーから実際現地の日本人は、ある意味ドイツ語より大変というか、英語に苦労しているのではと感じるようになりました。
というわけで、日本人の多くは英語ができないのではなく、英語を聞いたり話すトレーニングが著しく欠けているだけで、実力を出せていないから落ち込むのではないかと。日本に住んでる時には決して見えなかった英語習得への鍵がなぜかドイツに住むことでなんとなく見えてくるという不思議(笑)。
まあ、それだけドイツの方が英語に触れる機会が多いということかもしれません。
英語の映画は、英語学習者の先人たちがいう通り、生きたセリフを覚えられるのでかなりオススメです。
英語を勉強している人、お互い頑張りましょ〜。
おまけ
昔描いた漫画で、フランス語を勉強した話を発掘。ちょっと読みにくく、話も恥ずかしいのですが
昔描いた漫画で、フランス語を勉強した話を発掘。ちょっと読みにくく、話も恥ずかしいのですが
もしお暇ならどうぞ!




コメント
コメント一覧 (6)
日本の学校で教わるあのきれいな字のアルファベットって何の意味があるのか‥‥
そう!!そうでした〜!!!笑
ドイツ語もいつも書いてもらっても全然読めなくてドイツ人に読んでもらってるもんなあ。。。
社会は舗装された道路だけではなく獣道もあるということを覚えておかねば。^^;
やはり語学の勉強は教科書だけではなく実社会に慣れていかねばですねえ。
その英文献も日本人が著者だとめっちゃ読みやすくて、インドとか中東の人が著者だとすごく読みづらいのがまた…
そうなんですよ。アウトプットの機会が本当に日本にいると少ない。。。特に会話ですよね。こちらでも移民の方がペラペラ仕事で喋っているのを見て、やはり場数がいかに大切かと感じます。。。^^;
中国に留学してたこと有りますが、漢字は必要ないと言って漢字以外勉強しようとしてたドイツ人知ってますし、言語の習得ペースも日本人・韓国人が速いのに比べて西洋人かなりゆっくりで会話も正直不得手な人が多かったです。留学期間合わせて7年目の西洋人の子よりも留学したてのこちらの方が文章読めたり…。ドイツ語クラスで習得早いロシア人になった気分になれます(笑)
で、何が言いたいかというと何が母国語なのかによって言語の習得ペースは全然違うし、それはある意味仕方が無いことなので比べる必要がないのかなと。ドイツ人英語得意ですが、そもそも英語とドイツ語は同じ言語由来のものだし(方言みたいなものだと言及してる言語学者もいます)日本語と英語はそもそも全く違う構造なので、英語話せないしと比べる必要はないと思います。ハードルが全く違うからです。世界共通語が中国語だったら彼らそんなに話せないですよ、断言します。ドイツ人の多くは英語や欧州言語等比較的親戚関係にある外国語しか学んできておらず、その為本当の意味での外国語の難しさを理解している人は極めて少数派です。なのでアジア人の英語学習のハードルが分からない人多いです。(日本語を英語みたいに直ぐに習得出来ると考えるドイツ人のなんと多い事) 粛々と学び続けながらも自分の能力や努力を自負して堂々と、ある意味開き直る事は必要かなと思います。外国語習得は自省も大事ですが同時に自尊心を持って臨む事が大事でどちらかが欠けてしまっても成立しないと思うので。
たくさんのアドバイスありがとうございます!本当におっしゃる通りだと思います。すご〜くすご〜くわかります。私自身こちらに来るまで、こんなにドイツ語が日本人にとって難しいと思いもしませんでしたし、それと同時に日本語をドイツ語に直訳できない難しさを感じました。ただドイツ語は英語だと直訳に近い形で表現できることが多く、言語的な構造がいかに似ているかを感じます。中国語は確かに日本語に構造や漢字も似ているので習得が欧米人に比べて遥かに簡単だと、友人や夫からもよく聞きます。分かってはいるのだけど、日本人でもすごく習得が早い人もいて、つい自分と比べてしまい羨ましいなと時々弱気になったりするんですよね^^;(その上、アジア人は少ないのでついつい他のヨーロッパ諸国の人と比べてしまう)でも本当に語学習得は人と比べない、自分の過去と比べることが大事と聞いたことがありそれを私は心の励みにしています。時々弱気になって忘れてしまうのですが。。(大体弱気な時にブログを書いている。W)改めて大切なことだと思いました。ありがとうござます。