20.08.2020


先日の日曜日、お隣さんが遊びに来ました。


お隣の娘さん、13歳で思春期真っ只中。今、なんでも日本の漫画、文化にものすごく興味があるらしく「うちの子、日本の女の子ってどんなおやつを食べてるんだろう? とよく言ってるのよ」とそのお母さんが言うので、よし、ここは日本人の母である私が!
と「一緒にロールケーキを作ろう」企画を立ち上げた訳であります。


しかし日本のケーキなんて作ったことない…。

そんな時、友人からドイツの材料でも十分作れるロールケーキ レシピを教えてもらいました。


ドイツにはロールケーキのような見た目のものはあるけど、味は全然違うので、確かにこれはドイツ人には新鮮なはず。が、ロールケーキなんて日本時代、専ら「買う専門」で作ったことなんてありませんでした。そこで試作してみると…意外や意外!



結構簡単に作れるではありませんか!

よし、ロールケーキに決定!笑




そうして迎えた日曜日。


私は娘さんとケーキ作り。(男の子たちはさっさと遊び始めました。)

普段から料理もよくしていると言う娘さんは手際が良くてびっくり。



学校の様子やら将来の夢やら、描写力が高くて、会話の内容が大人に近いと言うか、普通に楽しく話せるわけです。


す、すごいな女子!



ケーキの焼ける合間に彼女の描いたイラストのスケッチブックをみせてみらいましたが(日本の漫画イラストです)、すごく上手。



私も中学、高校の頃って、気がつけばノートに絵を描いてる女子だったのですごく気持ちがわかるんですよ。

「この歳って、いろいろあるよね。友達とうまくいかなかったり、恋がうまくいかなかったり、勉強が難しかったりでストレスもあるよね。人間関係は人の顔色を伺うから疲れるけど、絵は裏切らない、1人の世界だから。こうした1人で集中できる趣味があるってことは素晴らしいことなんだよ」


と私が言うと、


ものすごく神妙な顔で「ウンウン」と何度も頷いてくれました。


ああ、こう言う気持ちってどこの国も違わないんだね、と思うと目頭が熱く。。。


って、アユと1歳しか違わないのに!

なんだこの違いは!?笑



我が家、娘がいないのでものすごく新鮮でした。(私自身も夫も兄弟は弟のみ)娘がいるってこんな感じなのね。


擬似体験させてくれてありがとう!



ケーキ完成後はママ&メンズもやって来てみんなでお茶に。

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ケーキは指導&おしゃべりをしながらだったので試作よりは上手に作れませんでしたが(クリームの硬さが難しい!)、美味しかったし何より楽しかったので、まあ、いいか!


*写真は試作の写真です。