コレ、結構以前からあったのですが、最近になって大きく成長し、
ここ数日急に熱を帯びるようになり痛み出したので、そろそろ放置のリミットだった模様。
しかしこのコロナ禍に病院であっさり診てもらえたのはよかったです。
私が経験した限りの感想ですが、ドイツの医療は日本のきめ細かなものと比べ
「かなりざっくり」していると言っていいでしょう。
まずあまり抗生剤を出しません。次男ワタが永久歯を抜いた時も抗生剤など特に出されず
(痛み止めだけ出された)「次の予約までに何か問題があったら来てください」と言われただけ。
私は小心者なので「万一何かあったら」とハラハラしてしまいますが、
ドイツでは可能性の低い「万が一」まで事前にあまり心配しません。
何かあればアクションを起こす、という考え方なのです。
(もちろん可能性の高いことー例えば虫歯予防ケアなどには力を入れています。)
そのため夫の場合も抗生剤なし。
やはり夫も心配で聞いたら
「君は健康そうだから大丈夫」
とあっさりした回答だったそう。
ケアも「普通にシャワー浴びていいから。清潔な水なら大丈夫。」
と言われ、渡されたのはガーゼ絆創膏セットのみでした。
こ、こんなんで大丈夫なの!?といつも思うのですが、
コロナ禍でもロックダウンが大幅に解除した現在は、
病院も通常通り診てくれるのでありがたくもあります。
先日、日本の友人が激しい腹痛に襲われ
急遽病院に電話したところ、熱がなければ受診可能と言われたそうで
なんとかギリギリ熱はなかったため(37度未満)受診することができたそうなのですが、
結果は盲腸炎だったそうです。
コロナ対策のために日本はいつでも慎重でありがたいことだけど、
気軽に病院を受診できないのはキツいな、
コロナのために他の医療を必要としている患者が犠牲になってしまうのはどうなんだろう。
とも考えてしまいました。
まあ、医療だけでなく、美容院や他のサービス全般、ドイツ社会はいつも
「大体70パーセントできていればオッケー」という空気があります。
学校も医療もサービスも日本に比べれば物足りなさを感じることはありますが、
安価で多くの人にサービスが受け渡る、また労働者が過労にならない、と言ったメリットもあります。
一方日本は100%の完璧を求める分、学校も部活に行事に、非常に充実しているし、
医療も美容院も丁寧で安心できる体制ですが、完璧を求めすぎてストレスになったり、
給料以上の労働を強いられたり、融通の聞かない面もあるなと感じます。
ドイツ生活の初期は、ドイツのざっとしたやり方に本当に驚いたし信じられなくもありましたが、
ドイツのやり方にもメリットがあるなと感じてから、
物事には必ず両面あるということに気がつきました。
単純比較はできませんが、この点は結構日本とドイツのかなり大きな考え方の違いです。
ドイツ滞在の際に知っておいて損はないと思います。
コメント
コメント一覧 (6)
そんな大きな粉瘤を切除してガーゼの絆創膏のみとは😱
去年末に私も首元にあった粉瘤(5mmくらい笑)を取ったのですが、化膿止めのクリーム出ました😂
でも…70%でいいから、気持ちに余裕のある暮らしがいいなぁと思ってしまいますね笑
旦那さんの痛い気持ちよくわかります(T_T)!!
緊急事態宣言真っ只中の4月で、大丈夫かな?と思いましたが
近所の外科にとりあえず行ってみたら
「おーこれね、取ろう」とすぐ切除。
抗生剤も無かったな(笑)
病院にはリハビリのお年寄りがたくさんでした。
日本でも外科と内科の違いはあると思います。
内科は熱がある場合は車で待機とか、予防接種と時間を分けたり、とても慎重です。
あっ、でもしばらくは通院しました。化膿したら大変だからって。
しかもガーゼ交換の際は、消毒液とかもなしでオッケーとか言われたそうです。
オイオイオイ!って感じですけどね〜🤣
粉瘤、私も小さいの取ったことありますが結構痛かった思い出が。。。
70パーセントの生活は一長一短ですが、慣れてしまえば快適ですよ。
おお!やはり日本でもそんな感じなんですね。旦那の場合、消毒液もいらないと言われたそうです😭切除の翌日は病院に行き見せて、あとは1週間後にまた一回。一応通院?になるのかしら。
しかし日本のコロナ禍でも外科は大丈夫なのですね。無事に切除されてよかったです!!
私も最近粉瘤がつぶれてしまい、1回目は切開して膿を出し、抗生剤を貰いました。
石鹸で洗いガーゼを当て、除去手術は小さくなってからです。
最近は新しく出来た皮膚組織まで殺してしまうとかで消毒はしなくていいそうです。
それに昔は傷口は乾燥させろですが、今は湿潤がよいになってますね。
なるほど!今では消毒なし、傷口は湿潤が良いのですね!!!
なんか書くネタがなくて何気なく夫の粉瘤についての記事を書いたんですが、皆さんの情報が詳しくて(そして予想外に粉瘤経験がある人が多く!)色々と勉強になりました。夫と、ほーほーといいながら読ませていただきました。笑