いよいよ明日は次男ワタの誕生日会。(この記事を書いている現在、日本ではもう26日ですがドイツではまだ25日の夜です。)ハハ、ストレスMAXです(汗)。


前日やることの1つにケーキ作りがありますが、今年はズバリやめることにしました。と、言うのもこれ実は長男アユの提案。初めはマーブルケーキを焼こうとして少しイライラしながらケーキ作りの動画を見ていたのですが、その時アユが「あのさ、ちょっと言いにくいんだけどさ。。。」と前置きした上で、「ママがいくら頑張ってケーキ作っても子供って(特に男の子)意外とケーキ食べないんだよね」とボソリ。「それよりスナックとかドーナツとかの方が意外と人気あるんだよね」と言うのです。


初めは「は?」と思ったのですが、確かに思い当たるフシはかなりあります。実際お呼ばれした誕生日会のお迎えに行ったら結構いつもケーキ残ってるもの。。。 ちなみにドイツの誕生日では「混ぜて焼くだけ」のマフィンやパウンドケーキなどが主流。もちろん人によってはかなり凝った美味しいものを作る人もいますが、大多数が「混ぜて焼くだけケーキ」なのです。このドイツのケーキの凄いところは本当に簡単なところ。日本にいた頃、ケーキとは計量命で少しでも間違えてしまうと失敗するものであり、非常に難しいものだと認識していましたが、その常識が見事に覆されました。だって分量が「ベーキングパウダー ティースプーン山盛り」とかですよ(笑)。そして小麦粉をふるったりもしない。とにかく全工程が簡単なのです。しかもマシーン頼り(笑)。それなのに素朴な味わいながらも美味しくてティータイムにパクパク食べてしまう美味しさなのです。ドイツの人はどうしてケーキを買わないのかと疑問に思っていましたが、さほど難しくない上、作る方が遥かに安くて時間的にも融通が効くので「こりゃ作るわな」と妙に納得しました。だって日本でケーキなんて全く作らなかった夫が動画見てちゃんと作れるレベルですもん!
26.01.2020
*ちなみに日本人のケーキ作り動画って手作業多いですよね。手で混ぜた方が美味しいのでしょうか?確かにプロのパティシエとかも手作業だしな。。。すごく疑問です。


ちなみに日本の生クリームショートケーキはドイツでは売っていません(泣)。ワタが大好きなので一瞬作ってあげようと思ったのですが、工程を見て秒で挫折。。。しかも生クリームも小麦粉も日本のものとは違うのでうまく作るのはさらに難しいそうなのです。 と、言うことでケーキはやめてスーパーに売ってる冷凍ドーナツに決定!実はワタ、ドーナツが大好き。

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*こちらがスーパーで売っていた冷凍ドーナツ。9個で300円程度とコスパ最強。

ただ、1人ナッツアレルギーの子がいるのでそこだけ怖くて表示を確認してもらったのですが、なんとナッツが入っていることが判明!じゃあ結局マーブルケーキ 焼くか。。。と思い連絡したら、その子はマーブルケーキ は好きじゃないとのことで結局その子にはレモンケーキをママが持たせることになりました。(ドイツでは本人がそれをやるのを問題ない、といえば偽りではなく本心で大丈夫と言う意味なので、そこは「じゃあよろしく〜❤️」とお願いしちゃいます)


と、言うわけで無事にケーキ案件はクリア!イライラした気持ちでケーキを焼き、結局食べなくてまたイライラするより、うまく手を抜いて余裕を持った方がいいなと改めて思いました。アレルギーの件もモヤモヤしたまま放置しておくよりちゃんと聞いて解決できたことでスッキリ。些細なことですがこうして小さなストレスを解消することは大事ですね。