冬休み休暇で、南ドイツのMeßstetten(メスシュテッテン)という小さな街に滞在しています。今回もコンドミニアムを利用し、住むように滞在を楽しんでおりますが、実はワタクシ、ホテルの方が好き...。清潔なお部屋と豪華なモーニングビュッフェが個人的にお気に入りなのですがさらに言うと旅館がもっと好き。お風呂に入ってリラックスした格好で旅館の夕食を食べ、気兼ねなくビールを飲み、そしてフカフカの布団で寝る!(笑)旅行では、あの上げ膳据え膳を楽しみにしている!という主婦の方も多いのではないでしょうか?そして私もそのタイプです。。。
が、夫は正反対のタイプ。テーマはいつでも「何もしないのんびりバケーション」らしく、その為には、まずなるべく1箇所に長期滞在であること、そして部屋もなるべく寛げる広い部屋。寝室とリビングが離れている、子供と大人の寝室が分けられてる」ものを希望。そして「お財布に優しいことが大切」なのです。そのためには自炊も自分で掃除することも問題なし!人生で初海外生活なのに、旅行スタイルが完全にヨーロッパ人のような夫。きっと前世はヨーロッパの人だったのでしょう。
そう、私たちがよく滞在しているコンドミニアムタイプ(ドイツ語で「Ferienwohnung」(フェリエンボーヌング)と言います)は、ホテルに比べ低予算で広い部屋が借りられる代わりにそれなりに面倒臭いことも伴います。まずは鍵の受け渡しが必需なのでオーナーとマメにコンタクトが取れること、洗濯機や食洗機など家電の使い方を聞くこと、食事はつかないので自分で買い物に行って料理すること、クリーンサービスはないので散らかしたら自分達で掃除をすること。。。など。つまり家事の煩わしさからは逃れられない訳です。とは言え、いつもほど家事はしないし、環境が変わればもちろん楽しいもの。わずかな家事と、わずかな観光と、わずかなアクティビティ(散歩や自転車など)、そして余った時間は暖炉の火を眺めたり、本を読んだり、お茶を飲んだり、テレビを観たり、絵を描いたり。。。これが理想なのですが、毎回なんだかんだで結構外食したり観光したりで慌ただしく旅行が終わることが多かったのですが、今回は部屋が非常に清潔で広く(100㎡越え)、ものすごく快適なのでドイツ生活5年目の旅行にして夫の理想のバケーションにものすごく近い形になりました。(そして私も楽しめました!)
と、いうわけで宿泊先の当たり外れも大きいかなと思いますが、住むような旅スタイルを望む人にはおすすめですよ。
ちなみに日本でもAir bnb が広まりつつある反面、民泊に不安を感じる人も多いかと思いますが、我が家は、ドイツ、オランダ、スペイン、イタリア、オーストリア等ヨーロッパで相当な数の個人オーナーとのやり取りでコンドミニアムに宿泊していますが、今までトラブルは一度もありませんでしたので過剰に不安になる必要はないかと思います。ただ、「お金で全て解決したいタイプの人」には全く向かない旅行スタイルかな。。。
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