長男アユに比べ、次男ワタはかなりおおらかに育っております。もともと体を動かすことが好きなうえ、積極的な性格、さらにドイツの教育しか受けていないからかのびのび度がますます加速。小学生男子特有のおバカ度合いも非常に高く、ざっくり言うと「野郎度」がかなり高いため、小学生男子の心理がさっぱり理解できない私にとって「謎の生物」でもあります。が、漫画で描いたこんな一面も。次男はいつもふざけている反面、妙に現実を見る一面も。ドイツ語が理解できなくて苦労した幼稚園時代、また街中で頻繁に見る物乞いなど、日本以上に体感したものがあるからなのかなあとも思っていますが。。。考えすぎ?(笑)
しかし、この天真爛漫な性格をさらにのびのびにしたのがドイツの教育だと思うのですが、ドイツの教育と日本の教育はそんなに違うのか?と思われるかも知れません。実は日本人又はハーフのお子さんが毎週土曜日に通う補習校で先日参観日があったのですが、子供の授業風景を見たところ。。。うん、やっぱり違うな(笑)、と思いました。
まず、座っている子供らの姿勢が悪い(笑。ドイツで授業中、姿勢の悪さを指摘されることはまずありません。ドイツでは先生が机に座って話すくらいです。)そして疑問点や分からないことがあれば先生に遠慮なく質問する、みんなの前で発表しても恥ずかしがらない、参観日に保護者がきているとみんな嬉しそうに手を振る(笑)、など。よくいえば非常にのびのび、悪く言えば、こんなに緊張感なくて大丈夫?と言った感じでしょうか。
当初は、こんな状態で日本社会に戻ってやっていけるのか心配に思ったこともありましたが、最近では、やはり現地校に行ってドイツライフに馴染んでしまった以上は、これも立派な個性だと思うようになりました。日本式の行事や礼儀を取り入れつつもドイツの子の特性を理解してくれているおかげで現在子供らもいい塩梅で、日本語にも取り組めています。ありがたい。。。(涙)
ちなみに長男は超内向的だったので、ドイツに来ていい感じに積極性が出てくれました。でもやはり根本は変わっておりません(笑)。
2人ともずっと日本に住んでいたらまた違う人格だったのかな。。。?とたまに想像しております。
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