最近、ひょんなことから長男アユのクラスのママさんと仲良くなり、週に一度そのママさんと一緒にジョギングをしています。うちの近くで待ち合わせをし、車に乗せてもらって大きな公園でジョギング。そのあと、一緒にパン屋さんに行ってパンを買って帰り、車で近くまで送ってもらうという、至れり尽くせりのコース。これだけ聞くとどんだけ現地に馴染んでるんだよ!?という感じがいたしますが(笑)、ドイツにはこの様な「ものすごく親切な方」がポツポツと存在し、こうした方達のおかげでドイツ生活も大変充実したものになっています。
こう書くと今度は、自分を卑下しすぎなのでは?と思われるかも知れません。が、実際、ネイティブにとって私レベルの語学力の人との会話がストレスなのは事実。買い物をしたり、昨日はどこへ行った、何を食べたかくらいの話であれば勉強し始めて1〜2年くらいで話せる様になりますが、友人を作るとなると、素早い理解力、深い共感が必要です。言いにくい悩みを打ち明けたり相談したり、また軽いお喋りで気分転換したり。。。そんな会話を繰り返しながら女性は友情を育む生き物だと言っても過言ではありません(笑)。
私は詰まりながらでないと話せないし、発音も明らかにおかしいので、聞くだけで相手もエネルギーがいる様子。ポンコツ車で凸凹の山道を長時間走るのはストレスな様に、実際、めっちゃ怪訝そうに私の話を聞く人もいます(笑)。だからと言って毎度凹んでいては持たないし、会話も上手くならない。傷つかずして会話力の向上はあり得ないのです(涙)。
しかし、私はそこまで心が強くないので、実は積極的に話しません。が、こんな消極的な私にも、なんとあえて話しかけてくれる人もいるのです!
こういう方は私が外国から来て孤独であることを汲み取ってくれて、会話が下手なことを承知の上で自分の中の友人枠をあえて作ってくれるのです。ただ決して同情という訳ではなく、自分自身も異国の文化(特に日本)に興味があるので知りたい、というポジティブな理由であったり、自分自身が海外生活をしたことがある、外国にルーツがある、また夫が外国人であるなど、共感タイプであることも往々にして多く、とても視野が広くて思慮深い。「積極的でとっても優しい方」なのです。心が許せる相手だと下手の横好きでペラペラ喋る私には本当に救われる存在。年下でも「ドイツの姉御」として彼女らをいつもリスペクトしています。
と、言うわけで現地でお友達を作るには、そうした優しい方々に出会えるのがキーとなります。
なんかこう書くと、すごく他力本願な様に思えますが、こちらも努力は必要。毎日少しづつでも勉強をしたり、ひとことふたことでもクラスのママさんに話しかけてみたり、クラスの持ち寄りで手作りのものを振る舞い会話のネタにしてみたりと、努力をしていないとチャンスが来ても活かせません。あとは自分の趣味を習うこと。好きなことはやはり言葉が少なくても通じ合える友人が作れることが多いです。
ドイツ語と日本語を教え合う「タンデム」も、友人を作るのにドイツビギナーさんにはオススメですよ♪
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