06.12.2018
12月に入り、ドイツも皆、バタバタと師走で忙しい今日この頃。特にこの時期はクリスマスシーズンでアマゾンなどでのネットショッピングや友人や家族からのプレゼントの贈り合いなどで、配達の人は大忙しです。

うちはエレベーターのないマンションの4階のため、いつも配達の人はハーハー息を切らしながらも上って来てくれるのですが、11月末頃から、うちまでたどりつけない配達員が続出!玄関ベルが鳴ると、マンション前のオートロックを解除して待つのですが、待てど暮らせどうちに来ない。。。

しばらくして様子を見に下まで行くと、なんとポストに「不在のため、〇〇号室の〇〇さんに預けています」という不在届けが入っているではありませんか!
私、居たじゃん!

急いでその人の部屋に伺うと、やはりその家に荷物がありました。「私、居たのに来ないなんて。。。すみません」と言うと、「きっと配達員も上まで上がってくるのが大変だったのよ。とりあえず問題ないからよかったわね」とあっさりした反応。

こういうことが既に2回あったのですが、どの荷物もうちの階下のお宅にばかりでした。やっぱり上まで上がってくるのが面倒くさくてそうしたのか。。。

しかしコレ、日本でやると、苦情の電話もんですよね。
ところが荷物を受け取ってくれた同じマンションの人2人とも「まあ、宅配員がめんどくさがったのよね。ハハハ」程度で、信じられないと言う態度には全くならないのです。夫もドイツ人同僚にこの話をすると「それは困るね。でも、彼らも安い給料でこき使われてるわけだし、彼らの労働環境を考えると、強くは言えないな。」と言った反応。

さすが、「お客様は神様でない国、ドイツ」です。

ちなみに昨日は、うちの最寄りの踊り場まで上って来てくれたにも関わらず、ドアを開けて待っている夫の顔を見た瞬間、伝票を取り出し、荷物を置いていこうとするではありませんか。。。

たったあと5段なんだから、頑張ろうよ!とつい言いたくなってしまう私たち。サービス大国からやって来た日本人だなと改めて感じました。