ドイツでは「金持ち層は緑豊かな郊外に住み、都心に住みたがらない」という一つの特徴があります。日本の場合、東京に住んでいると都心部の駅近物件は大人気ですよね。ドイツは中心部から少し離れるとすぐに緑豊かな郊外になるうえに、車社会なのでさほど利便性を求めない層も多くいます。特にドルトムント中央駅の裏などは治安も良くないため、裕福層で好んで住む人はまずいないハズ。。
ドルトムントはズバリ中央駅を挟んで南側が人気。南下すればするほど緑豊かな高級住宅地が広がっています。
ちなみにこのルール地方ではどこもそのような傾向があるため、デュッセルドルフはじめ、このエリアに住みたいと思う人にはぜひ知っておいてほしい情報の一つです。
1人暮らしの人や都会ライフが好きな人にはもちろん中心部も人気。都会なのに緑も多く、オシャレなカフェなどが立ち並ぶ人気エリアは、家賃が高く、結果裕福層の多いエリアとなっています。
そしてもう1点、我々外国人がドルトムントで住む上で気を付けたいのがDorstfeltというエリア。ここはズバリ、ネオナチ(いわゆる極右勢力です)の活動が激しいところで、週末には過激なデモ的なものをやるため外出を控えるようにと警察から忠告が来るのだとか。。。。
しかし実際に何度かこのエリアに行ったことはあるのですが、街並みは美しく、住宅地は落ち着いていて、とてもじゃないけどそんなエリアとは思えません。が、場所によるのでしょうね。「ドルトムントに住んでいる」というと「ネオナチ大丈夫?」と聞かれることが度々ありますが、多分このエリアのイメージが強いからだと思います。
ドルトムント市は、住むほとんどの人は安全でいい街というように、実際かなり安全でピースフルな街だと思います。ただ、住むエリアは日本以上に気をつけた方がいいのは事実。
ちなみに余談ですが、「安全は金で買う」と言われているほど、アメリカでは家賃が安全度に比例すると聞いたこともあります。
ということで、まあ、例外もあるかも知れませんが海外生活の際には住むエリアのリサーチは重要!
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