うちの子たちの通う小学校では2ヶ月に1回くらい森に行き、一日過ごすWaldtag(森の日)なるものがあります。ドイツには散歩のできる森がちゃんと計画的に残っていたり作られていたりするため、森はとても身近な存在。うちの小学校だけでなく、ドイツの幼稚園や小学校でこのWaldtagは一般的なようです。

初めは「森にばっか行って勉強は大丈夫か。。。」と思っていたのですが、
以前インターネットの記事で、日本の大学生に森にいる動物について尋ねたところ
「豚?」などと平然と答えたりしたという内容を読んで思ったことが。
ドイツにいると当たり前のように、牧場もたくさんあるため「豚は家畜」という常識が染み付き、
多分そのように答える子供はほとんどいないと思います。
小さい頃から触れてないと自分の中に「常識」として入ってこないことって多いですよね。
どんな植物がどんな風に生えているのか、またどんな生き物がいるのか、など自然の常識を学べるとてもいい時間だなあと思うようになりました。
(社会見学なんかももちろんすごくいいと思います。)



2017

 そんな森の日には「Regenjacke」と呼ばれる防水コート、「Regenhose」と呼ばれる防水つなぎズボン、手袋、長靴がドイツの子の鉄板ファッション。

かなりバッチリ着るので普通の遊びでは洋服が汚れないところが素晴らしい。。。と思っていたら、「森の日」の今日はすごかった。。。(笑) コートもつなぎも捨てようかと思ったくらいだったのですが、とりあえず流しで泥を落とし、洗濯機に放り込んだらびっくりするほどピカピカに!!!!

 ドイツの洗濯機の威力恐るべし。。。