慣らし保育が始まり、しばらく私も次男ワタの幼稚園ライフに付き添うことになりました。
ドイツの幼稚園ってどんな感じなんだろう…?? と、ある意味子供以上にドキドキする私。

職業柄、取材心がうずきます(笑)。


まず、ドイツの幼稚園の朝は早い。

7時半からやっています。 9時までに登園した子供らは、いきなりまずは各自ミニ朝食タイム。
各自持ってきたパンやらカット野菜やらをほうばり、終わったら各自勝手に遊びタイムへ。

午前中は基本室内遊びですが、 天気のいい日だと、いきなり園庭に出たりもしています。
特に先生がなにか声をかけるわけではなく、自由に遊ぶ子供達。 体操ルームに行ったり、工作を始めたり、おもちゃで遊んだり。 あまりに自由なので、私とワタはオロオロキョロキョロ!!

そんな挙動不審な私のころに先生がやってきました。

「まあまあ、コーヒーでもいかが?おいしいのあるのよ~。」と 園庭のベンチでまったりコーヒータイム。


い、いいのかな…?


「ねえ?日本人ってズシ(スシ)を毎日食べるの?」といった類の質問を色々されながらコーヒーを飲んでいると…

今度は別の先生が山盛りのりんごとナイフを
抱えて登場!


いきなりベンチにドカっと座り、剥き始めました。 剥き終わったら、近くで遊んでいる子供らに「食べる~?」と適当に勧めて、残りはテーブルに置いておきます。


どうやら「セルフサービスで」という意味らしい。




その先生もまた、子供の様子をみながら世間話(笑)。



なんか、ドイツの幼稚園って家庭的、 と、いうか …ユルッ!(笑)


『リトミックの時間』や『英会話の時間』があったり、先生が遊びを提案してみんなで一緒に何かのゲームで遊ぶ、などの時間があった日本での保育園に比べ、段違いの「ユルさ」を感じます。

私自身も色々ネットなどで調べて知ったのですが、 基本ドイツの幼稚園は自主性を育てるために、あまり先生が関与しないそう。(モチロン、園によっては色々やるところもあるみたいですが)

子供らが勝手に子供同士で遊ぶ中、時折先生が一緒に遊んであげたり、喧嘩の仲裁に入ったりするものの、日本みたいにガッツリ一緒に遊びません。

そして先生の服装もなんだか自由! 基本パンツで動きやすい格好なのですが、カジュアルな普段着、という感じです。エプロンをつけている人はおらず、

ふんわりとオシャレなスカーフ巻いてたりして、ソレ、ガッツリ子供と遊ぶ格好じゃないよね!?みたいな(笑)。

そんな自由でユルいからこそ、言葉も通じぬ中、ワタが孤独で寂しい思いをしないかな?

と、ハハとしては多少不安ではありますが、

これからの園生活、まずはじっくりと見守っていきたいな、と思います。