夏休みもあと少しですが…みなさん、お子さんの夏休みの宿題はもう終わりましたか?

我が家はまだ。。。です(汗)。


もうお子さんが高学年、中学生くらいであれば「もう手伝わなくても1人でできるよ〜。いや〜楽になったわ〜!」という晴れやかなご家庭もあるかと思いますが…



帰国したての我が家の子達2人には当然親のヘルプが必要。


ということで「夏休みの宿題ヘルプ」が、3度の食事の支度に次ぐ私の夏休みのストレスになっております。。。



しかし、日本の夏休みの宿題…多い。



私の子供の頃よりはグッと減ってはいますが、根本的には変わってはいない印象です。今も昔も内容自体は決して悪いものではないと感じています。


というか、真剣に取り組むと相当有意義な夏休みが送れるんじゃないかと思うものも結構あります。


ただ問題なのは、ちょっと詰め込みすぎじゃない?!ということ。



1つ自分の課題を見つけて取り組めばもうそれで十分すぎるはずなのに、「あの科目もこの科目も」とぎゅうぎゅうに詰め込むから、結局1科目の宿題に対してじっくり取り組む時間もなく、2〜3日以内で終わらせられるように小さく片付けられてしまうことが逆に残念にも感じてしまうのです。


また、一方で興味のない宿題を提出のためにやらせても、親がやらせようと頑張れば頑張るほど、子どもはどんどん他人事に(笑)。

22.08.2021
*いや全くその通りなんですがね。夫。そしてそれを通せるアンタがちょっと羨ましいよ。


今回次男ワタの「ビオトープ」の宿題がまさにそうだったんですが、本人に全く興味がないからか、いくら私が説明しても頭に入らない。


しかもちょっと問題だと思うのが、ビオトープの概念や子供ができる実験や観察に限りがあるからって「ビオトープの概念とは大きく外れている」と思われることが学校からの説明に書いてあること。ビオトープって概念が大事なのであって、そこがズレたらいけないのに。。と思い、その点についてもまた本人に説明し、そして本人はさらにめんどくさそうな雰囲気になるのです。



当然本人にこのまま任せても全く進まないのは目に見えているので、結局親がある程度提案し、指示を出して作業をさせるのですが、途中で

「ん…?これって意味あんのかな?」

とふと思い、なんだかものすごくバカらしくなってしまったのです。


かと言って、「やらなくていいよ」と放置する勇気も私にはない。好きなことに対し好奇心を持って学ぶ姿勢を持ってほしいと思う気持ちと、目の前の関心ないことを片付けさせなければいけない気持ち。この2つが私には常にあって、親として常に板挟みに感じています。


先述したとおり、実際に学校から出される夏休みの宿題は悪いものではないのです。

が、意義や好奇心を持たせないと結局は意味がない。

たまに何も言わないでも自ら好奇心ややる気を持ってなんでも出来る子というのはいますが、うちの子達にはその意義や好奇心を育てるのにもっと時間が必要なようです。


なので夏休みの宿題に対しても意義を持ってじっくり取り組めるものは、工作や絵画、音楽、自由研究、感想文などの中から、せいぜい1個くらいかと思われ。。。

と、いうことで、夏休みの宿題は、課題1つだけで十分じゃないっすかね?と結構真剣に学校に頼みたい私です。


*ちなみに長男アユの理科の自由研究は結局夫がヘルプすることになりました。
というわけでこの話はまたの機会に。