先日次男ワタのドイツ時代のクラスメイト全員からお手紙が届きました。
ドイツでは小学校はほとんどの州で4年制なので、彼らはこの夏小学校を卒業し、それぞれ希望した「中学部」に進学します。日本の教育システムと違うので、説明が難しいのですが、大学進学別のGymnasium、職人を目指すRealschuleなど自分の成績と目標にあった学校を選択するため、日本以上にみんな進路がバラバラになるのです。
ドイツではさらにクラス替え、担任が変わるということがなく(ちなみにクラス役員も1年生でなったら4年間そのままなことが一般的です。もちろん本人の希望が優先。)、4年間同じクラス、同じ担任でいくため、結び付きも深く、先生たち(現在の担任+産休中の元担任)も、あと残すところ数ヶ月で彼らと一緒に小学校を卒業したであろうであろうワタの気持ちを汲んで、卒業するみんなと同じプレゼントを送ってくれたことも感激でした。
というわけで、お返しのお手紙を書く作業がスタート。もう卒業してしまったためクラスの子全員には書けないため、先生お二人に書くことに。
しかし、ワタは日本語ドイツ語どちらでもなのですが、基本非常に文を書くのが好きではないので書かせるのにひと苦労。。。
既製品でいい大きさのカードがなかったため、手作りで作ることに。画用紙をふたつに折り、周りをマスキングテープでデコレーション。そして水彩で私がイラストを描くことにしました。うん、我ながらなかなかいい出来!2枚目がちょっと失敗したけど…一発描きなので仕方ない。。。
しかし、こうして異国の家族がドイツの学校にやって来て、本当に他の子と同じように接してくれて今でもこうして大切に想ってくれるというのはそれだけで感無量です。保守的だけど一度仲良くなると深く付き合えるのがなんともドイツ人らしい。
みんなそれぞれの学校に行っても元気で頑張ってね!我が家も…長男アユはともかく、ワタはまだまだ日本の学校に慣れてませんが…(涙)頑張るよ!
正確に言うと夏休み前頃には、なんとか少しは慣れてき始めていたのですが…この夏休みで相当のんびりしたので、新学期はまた振り出しに戻りそうな予感です。はあ〜〜。
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