中身が80%くらいドイツ人な次男ワタと違い、長男アユはかなり日本人度の高い子です。


なので日本語もドイツに6年いたとは思えないほど流暢だし、日本の中学にもすんなり馴染みました。(勉強は苦労してますが…)


娯楽として日本のテレビも楽しんでみています。


今まで日本のテレビをほとんど見たことがなかったので、当然芸能人などもほとんど知らないのですが…。実はアユのクラスに「高田くん」という子がいて、その子が「ジャパネット」と呼ばれるのが全く理解できなかったらしい。

まあ、日本人なら「彼は高田だからね」と言われたら、ほとんどの人は「ああ〜。。なるほどね」と思うことでしょう。

04.06.2021


が、それでも理解できないアユでしたが、先日たまたまテレビでジャパネット高田のCMをやっているのを観て知ったという…。


こうしたお茶の間からの日本語はアユはほとんど得て来なかったので、新鮮なようです。

ところで私も久々にテレビでバラエティを見たら、全然知らない人ばかりが増えていて驚きました。(というか、同じ人ばかり見る!)ワイドショーや日本式のバラエティってドイツにはないので新鮮です。日本って芸人の多い国なのだなあ!


しかし知らない芸能人だらけの番組だと、視聴者的にもその「バラエティの輪」の中に入っていくのが結構難しい。。。バラエティって人気者のクラスメイトが面白いことを話していて(テレビの芸能人)、それを周りの子達が聞いている(視聴者)という構図のように感じました。なので、内輪話も多いんですよね。(と、いうか内輪話大好き。だから理解できない。)


なんとなく日本の学校のような雰囲気が漂う感じがしました。


ニュースに関しては、女子アナがみんな子供のように見える!笑
まあ、私が歳をとったからなのでしょうが。。。

ドイツでは、キリッとしたアナウンサーが大半で、ウフフといった柔らかい笑い方など一切せず、「フッ」と一瞬微笑むだけなので、非常にとっつきにくい印象です。美人だけどとにかく強そう。


若くてもすでに彼女らには態度で負けてしまうような雰囲気です。


そう思うと日本の女子アナのあの、「なんでも誰でも受け入れて包んでくれそうなフワッとした雰囲気」はすごいですね。これも文化の違いなのでしょうか。


でも無防備すぎて少し不安にもなってしまう。。。


あまりテレビは見すぎると影響されすぎちゃうので見ないようにしているのですが、たまにみると新鮮で面白いです。

子供らもお茶の間の生きた日本語を聞いて、だんだん日本人っぽくなっていくことでしょう。