昨夜ドイツ人の現地の友人から近況報告のメールが来ました。


最近日々の生活に慣れつつも、とても忙しくしていたのですが、彼女の添付してきた、春休みの家族旅行でのアイスランドの自然の写真が息を飲むほど美しく、壮大で、自分のその中にトリップしたような気分に。ああ、私もドイツにいる間にアイスランド行来たかった!(涙)

近隣国とは言え、法律も言語も違う国なので国外旅行はドイツにいても少しだけハードルは高くなります。


が、やはり日本からの海外旅行とは比べ物にならないほど気軽です。コロナ前(ドイツ滞在中)あちこち旅行に行くことができたことは、絵の創作意欲にも繋がり、私にとってそれは素敵な時間でした。ヨーロッパの巨匠たちがそれを求めてあちこち引っ越したというのもすごく納得です。

さて、そんな癒し度100%のアイスランド写真と共に綴られた、ドルトムントの様子ですが、ようやく今週の月曜日からついに6週間ぶりに分散登校が始まったそうです。


彼女の娘さんはすっかりホームスクーリングボケらしい…そりゃそうだ、2月後半から春休みまでようやく分散登校が始まったと思ったら、春休み後にまたまた6週間のホームスクーリング。

この1年、ドイツの子達はまともに学校に行けてないので、本当に大変だっただろうと思います。ドイツの子たちはみんな冬眠から目覚めた熊のような寝ぼけ眼で1ヶ月くらい体を慣らしていくのでしょうが、慣れたと思ったら夏休みだよ〜!と嘆いていました。


うん、確かに。。。


私たちはそんな国から帰ってきたわけなので、日本の通常運転っぷりには今でも本当に驚いています。毎日学校に行き、給食を食べる。運動会や林間学校などの行事もコロナ対応しながらも予定通り実行。


今まさに次男が林間学校に行っているのですが、ウキウキと出かけていきました。(コロナルールはうるさいらしいですが)


普通の生活ができるって本当に素晴らしいな!と思う反面、こちらの子達はいつも本当にバリバリと活動しているのでそれについていくのは本当に大変ですね。

26.05.2021

長期休みがあるものの、休み明けにはテストがあったり、塾の講習があったりで(うちは行ってませんが)、日本では真のゆったりと何も考えないリラックスできる時間を取るのが本当に難しいのだと実感。


祝日数、長期休み数でいくと欧米より実は日本は少し多いくらいなんですが、よく言われている「日本人はせかせかしている」正体というのはこのことなのかもしれません。


結局そうした社会は私たちが好んで作っているという事実を受け止める必要があるかと思います。



特に都会の子達はすごい。みんな勉強に運動に、全方面においてアスリートのような生活をしているように見えます。それでも進学面、運動面で真のアスリートレベルになれるのはごく一部なのですよね…。


日本では一体どのくらい頑張ればいいのか、という不安には時々襲われますが、子供の様子などをみながら、頑張れる方向性を探っていこうと思います。

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*写真は2019年の春に行ったシチリアの海。時々こうした思い出写真を見ては癒されています。