完全にドイツ語ロスなので語学学校の見学に行ってきました。



ドイツ滞在中は、本当に難しくて散々苦しんだドイツ語。日本に帰れば、そのドイツ語も喋らなくていい!



帰国当初はそんな開放感に溢れていたのですが…


全くないとないで、ものすごく寂しいことが判明(笑)。



まあ、私のドイツ生活は、ドイツ語学習と切っても切り離せない、まさに生活の一部…いやもはや大部分でしたので、急にその時間がなくなると心にぽっかり穴が開いたようになってしまったのです。と言うことで、ここはひとつドイツ語学校の見学に行ってみることに。

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*1軒目。
ドイツの超有名語学学校「ゲーテ・インスティトゥート」。いい学校なのですがやはり高い…。ドイツレストランも中にあって立派な建物でした。


久しぶりにドイツ語喋れるかしら?と、ドキドキして行ってみたのですが…出会う講師たち皆、すっかり日本人化しとるがな!(笑)

16.04.2021


日本人化というかドイツ人講師が「日本人が接しやすい」ツボをバッチリ押さえた雰囲気なのです。とにかく、いきなりフレンドリーで腰が低い!!!(笑)


基本的にドイツ人(欧米全般かも)はまずいきなり見知らぬ人にニコニコしたりはしません。


またお客さんと店員は対等という意識からも過剰な丁寧さや媚びた雰囲気などは一切なく、尋ねられた質問に淡々と答える、と言った感じです。よく言えば仕事中でもめちゃめちゃ自然体(笑)。が、次第に会話をし初めて相手のことが分かり始めると、相手も心を開き、最終的にはかなりフレンドリーになって終わることも多いのです。



とは言え欧米系のフレンドリーっさって日本人のフレンドリーさともちょっと違うので戸惑うかもしれませんが。。。



こうした「日本人に合わせた講師」現象って日本にある英会話教室でもほぼ同じなんですが、やはり日本人って全般的にやはりシャイな人が多いからそうなるようです。



日本に帰ってきて驚いたのが、とにかく初対面でいきなり笑顔で接されること!そしてこっちが申し訳なく感じるほどの店員さんの腰の低さ!


特にレストランでもデパートでの接客の場で店員さんの「いきなり笑顔」は当たり前のことだったりします。が、ドイツでそのようなことはほぼないので、いきなり欧米に旅行に来た人はちょっとそれだけでもビビってしまうかもしれません。



テレビでも日本の女子アナさんたち、雰囲気もふわふわっとしていて見た目も子供みたいだし(まあ私が老けたというのもあるけど。。)、終始ニコニコしている人もいて驚きました。


ドイツだと「こんばんは」と挨拶した後、ニッと笑うだけだったりするので。(慣れないとその自信がある感じがますます怖く感じるかも。W)



なので、日本の外国人講師はとにかく初対面から笑顔を作り、腰を低くして、生徒さんの警戒心をとこうと努力しているのだということが改めてひしひしと伝わりました。(でもこれに慣れすぎてしまうと、実際に欧米に行くとカルチャーショックを受けてしまうかもしれません。本当は現地のような態度の方が勉強にはなるのですが。。。)


ちなみに他のヨーロッパ系、アフリカ系、中東系の人たちもドイツ人寄りの警戒心というか、いきなり初対面からニコニコとはしてきません。やはりアジア系(特にフィリピンやタイなど)の人はこの微笑み文化があるようで、初対面でも日本人が接しやすいオーラを感じます。

(なので日本でフィリピン英会話が普及した理由がすごくよくわかる。)



と、いうわけでとりあえず2軒ほど見学は終了。学校は検討中です。う〜ん。どうしようかな。。。