03.03.2021


本帰国に向けて物をどんどん減らしています。

意外に捨てにくいもの。

それは「捨てるほどではないけど取っておくほどでもない物」「まだまだ使えるけどドイツを離れるといらなくなるもの」です。


電圧が違うので日本では使えないホットトーストメーカーやハンドミキサー、頂いたけど我が家ではあまり出番のないお皿セット、これ以上読まなくなった子供の本、サイズアウトした洋服などなど…。

一番は誰かにもらってもらえることでしょうか。友人やご近所さん、知り合いなどに聞いてだいぶもらってもらえましたが…まだまだ物は減りません。

そこでE-bayという売り買いプラットホームを使って、ちょっとした小物などは無料であげることにしました。


私としては

「捨てるのはもったいない。でも時間もないのでさっさと処理してしまいたい→値段をつけるとなかなか手が上がらない→だったらタダであげてしまえ」


という発想なのですが、そんな私のやり方に対していい顔をしない夫。

さらにこちらのやり取りに口を出してくるので喧嘩になる始末。


夫としては「少しでも価値のあるものには値段をつけるべき」という考え。まあ、一言で言えば、ケチなのですが、彼の言い分も分からなくはありません。


まず第一に、友人や知人にあげるのは全然問題ないけど(あとは寄付団体とか)、個人間での知らない人にタダであげるのはあまり気が進まないとのこと。


確かにタダにしたり、極端に安い値段設定をすると、実際かなりがめつい人も出てきます。例えば1つあげると「他にもないか?」と催促してきたりとか…。まあ人助けといえば人助けとも言えますが、場合によってはそれをまたこうしたサイトで転売して儲けようとする人もいるわけです。

こちらの財産を利用している感じで確かにいい気はしませんよね。


次にタダであげるのが当たり前の社会になると、お互いに貧乏になるという考え方です。自分の財産を安く売ることでこちらもお金は多少入るし、相手も安く手に入る。

実際にこちらの中古品って、日本での中古より遥かに値段が高いことが多いのです。10万キロ以上走っている車なんて日本ではまず値段がつかないらしいのですが、こちらだと車種や状態にもよるけど100万円くらいの売り値がついたりするのです。

また家も然りで築40年とかの家なんて日本ではほとんど土地代だけですが、こちらだとそれなりの値段で売れるのだそう。

買い手としては最初は信じられませんでしたが、中古に価値があるというのは、売り手買い手ともにメリットがあることが判明。古いものを大事にするヨーロッパらしい文化です。


ところで、今一番頭を悩ませている売りたいもの…それはキッチン!


ドイツは基本、キッチンがマンションについていなので、自分で買ってつけるのですが、買ったということはこちらの持ち物になるわけで…結局自分で処理しないといけない訳です。涙


理想は次の借り手がそのまま買ってくれることでしょうか。


ちなみにうちのマンション、次の借り手が決まったということで、キッチンをはじめとして、これから色々とうちにあるものを交渉して売ることになります。

今の住人と次の借り手がコンタクトを取るなんて日本ではちょっと信じられませんが、お互いに効率的に進めたいと思うドイツらしい発想。

言葉の壁がある私としてはプレッシャーですが。


これが恐らく帰国前の最後のひと仕事といったとこでしょうか。


キッチン、安くてもいいので売れるといいな…。

値段は、うるさい夫に任せることにします。