コロナ禍でギムナジウム(中高生)は依然としてオンライン授業が続いています。
おかげでめっきり友人と会う機会が減っており、さぞがし寂しい思いをしているのかと思いきや…マイペースの長男アユは特に問題ないのだそう(笑)。
お隣さんのお姉ちゃん(アユの1つ上)なんて、友達とテレビ電話だったり、お友達がたまーに遊びにきたりで(複数ではなく、1回あたり1人。コロナ禍なので回数は制限&1家族のみの訪問はOKらしい)なんかキャッキャと、ずーと喋っているのだとか。
性別で分けるなんてこのご時世にナンセンスなんだろうけど、女の子同士は話し出すと止まらない、って感じは一般論としてあると思うのですが。。。どうでしょう?
私もすっかり忘れていたけど、中学生くらいの時ってそうだったかも。。。いつも一緒に帰っていた友人と家の前で1時間くらい毎日話していたな。今思うと、それがすんごく他愛のないことだった気がする。
が、アユは全然そんなことはなく…。友人とSNSしたり電話をたまにしたりはするけど大抵が宿題のこと聞いたりとか業務的なものが多く、たまにゲームのことを話していたりするくらい。
しかし最近、もう帰国まで下手したらリアルで会えないかもと思い、先日お別れに用意したミニプレゼントを渡すためにも、毎日ひとりづつ友人を近くの広場に呼んで会うことにしたのです。時間は大抵オンライン授業が終わり食事をした後の午後2時半くらいで、その日の午前中または前日にアポを取るのだけど、みんな暇なのですぐに捕まるとのこと(笑)。
2月下旬から始めて、ほぼ毎日1人づつ、天気のいい日にその広場ですでに7人くらいには会っているようです。
そして行くと1時間半くらいは帰ってこない。普段はそんなにみんな喋らないけど、みんな人に飢えているのか、なんでも会うと意外と話したくなってしまってお互い色々と話すのだそう。
まあその内容が本当に恋とかの話が一切出てこない全く華やかな話ではないのだけど、ぽつぽつと話す様子や内容が思春期の男子らしくてなんかいいなと思いました。
ちなみにみんな「寂しくなるな」「日本かっこいいな、俺もいつか行ってみたいな」とすごく嬉しいことを言ってくれるそう。
欧米だからませていそう!と思われるかもしれませんが、アユの周りは残念ながら(?)全然こんなことはなく、むしろ日本の子達よりピュアな感じです。ってうちの周りだけ!?
コロナで12月から全く学校に行けなくなってしまって「最悪だ〜!」とずっと思っていましたが、こうしてひとりづつ外で会って、ポツポツと話す、静かでちょっと切ないその時間は、結構大人になっても覚えているのではないかな?と思うのです。
大人になったらみんなぜひ日本に遊びにきてね!
コメント
コメント一覧 (2)
切ない…
別れの思いが沢山あって、(それも異国)
其を、押し込めながらポツポツと話す。
別れは切ないなぁ。
まあ絵は想像です(笑)。実際に見てないのですが、話を聞いてこんな感じなのかな〜と思って書いてみました。W