12.01.2021
*文明の利器の漢字間違えとりましたので直しました。(恥)


冬休みも明けてホームスクーリングが本格的に始まりました。

前回のロックダウンに比べ…明らかに容量が増えてる!!!


長男アユは8時から13時まで本格的にオンラインでリアルタイム授業。そしてその後は宿題。


次男ワタは本日、教材パックを学校に取りに行きましたが、大量の教材が!今まではドイツ語と算数がベースでしたが、今回は生活(理科社会)と英語もカリキュラムに組み込まれ、図工のキットまで入っている!(うちはさらに補習校の宿題まであるので。。。)


こりゃみんな本当にちゃんとやらせられてるのか…と不安になります。


実際我が家のような外国人家庭には本当にキツいことです。


だって喋れてもドイツで教育受けていないと知らないことだらけなのですよ。

日本では文字を覚えるために何度も書いて覚えますが、ドイツでは「ちゃんと聞いた音が聞き取れれば書くことは可能」という考え方なので口述したものをそのまま書く「Diktat」という書き取り方法が存在します。


また音節で区切ることも文字を読めるためには大切なことだそうで、単語を音節分けする「Silben」という学習もありますが、これらは大人になって語学学校に行ってもまず学ばないし、一般の本には載っていないので私たち外国人の親にとっては本当に大変なことなのです。


しかし今ではインターネットがあるので大抵のことは解決!

本当に文明の力って素晴らしい。。(涙)

だが文明でなんとかならないのは私の発音の悪さ。



発音もまた語学学校ではさほど習わないので本当に難しい。聞いた音を発音できない、そしてどう違うのかがわからない辛さよ。

味オンチの人が料理作って「みんななぜ不味いというのかさっぱりわからない」と言ってるようなものに近いかと。。。あと、魚捌いたことない人が刺身を見て、イメージで捌いているような…ちょっと違う気もしますが、私の基礎ができていない感覚はまさにそんな感じです。


発音はやはりネイティブの人に直してもらわないと本当に不可能。

特にドイツ語のLとRの違い、BとWの違い、ウムラウトや「ö ä ü」は本当に難しい。


Wurst (ヴルスト)はソーセージ、Brust(ブルスト)は胸、

またSchwül (シュヴール)は蒸し暑い、Schwul(シュブール)はゲイ

となるので注意。。。


とちょっと間違えただけで全然意味の変わってしまう言葉が満載なドイツ語。書くことばかりしてきた日本人の私にとって発音は本当に難関中の難関なのです。


というわけで私によるDiktatは羞恥プレイ以外の何者でもありません。



ところで今日受け取った教材パックには教材の他にニューイヤーカードとチョコレートが3つ、そして6日に誕生日を迎えたワタへの誕生日カード(メッセージも担任の先生の手書きで)が入っていました。
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ドイツの冬は薄暗く、毎日が曇り空。

さらにコロナで出口の見えないトンネルのような日々ですが、こうした小さな心遣いが心を温めてくれます。


小さな喜びは大切ですね。