2021年が始まりました。あけましておめでとうございます!


ドイツの大晦日&お正月と言えば毎年とても賑やか。

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*今年は補習校も途中でオンラインになったので、ほとんどデュッセルドルフで買い物ができず。
テイクアウトのお寿司だけ夫にデュッセルドルフまで行って買ってきてもらいました。


普段は花火が禁止されているドイツですが、年末になると毎年打ち上げ花火がスーパーなどの店頭に並びます。それを大晦日の夜、カウントダウンとともに打ち上げ、新年をお祝いするのです。



個人で行う打ち上げ花火といえども侮るでなかれ。それはそれは物凄い量の花火が0時とともに(フライングの人もいますが)夜空を埋め尽くすほどに打ち上げられ、2時間くらい鳴り止まず寝られないほど。



*今年はすっごい地味!!!!


*昨年はこんな感じでした!


が、今年はコロナの影響で花火の販売自体が禁止され、州によっては夜間外出制限も行われている事態。ただ州によっては外出制限もなく、手持ちの花火なら打ち上げオッケー!でもあったので、今年はどうなるのか?と思いながら、大晦日はうちで静かにテレビを見ていたのですが、0時とともにドパパパーンと激しい花火の音。窓の外を見ると打ち上げ花火をしている人がちらほら。例年よりは明らかに少なく閑散としていましたがそれでも予想より花火が至る所で上がっており、教会の鐘の音も呼応するかのように激しくリンゴーンと鳴り響いていました。


みんなどんだけ去年買い込んでたんだよ。。。笑


しかしそれでも驚くほど少ない量で、30分程度で終了。やはり物足りないようなこんなもんでいいような。。。笑

おかげでその後は静かに眠ることができました。

ちなみに花火販売規制の目的の1つには、花火による負傷者のための病院や手当が(コロナにより)提供できないということがあります。ニュースでもみましたが今年はベルリンでも警察が動員するケースが非常に少なく、(もちろん多少のトラブルはありましたが)カウントダウンの花火制限は成功したといえそうです。ちなみに大晦日のパーティも2家庭10人以内の集まりに制限されています。コロナ封じのことを考えれば完全に禁止した方が明らかに良いのだろうけど、楽しみを完全に制限しないあたりは、まあさすがドイツらしいなと思います。



とは言え、ドイツの新規陽性者の数は依然として多く、コロナの終息が本当に見えません。予防接種が始まったことは1つの小さな希望ではありますが、今後本当にどうなることか。やはり冬のウィルスは強烈ですね。冬休み直前あたりは本当にあちこちのクラスでコロナが出始め、周りの濃厚接触者も10人くらい検査すると1人くらい出てしまうくらいになっていたので当時はロックダウンに不満でしたが、まあ冬休みを早めた&長くしたのは、間違ってなかったのかなと思います。

本当に家で籠ってばかりでイライラしがちな2020年でしたが、今年もまだまだコロナと共生の日々は続くでしょう。病としてだけでなく、人間活動がここまで制限されてしまうと精神的にも負けてしまいそうな気分になることも正直ありますが、終息を願いつつも、もちろん気をつけつつも前を向いて自分の道を進まねばなと思います。


というわけで不安の中幕を開けた2021年ではありますが、皆様にとって少しでも心おだやかな時間が流れますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。