本日は4番目のアドベント(クリスマス前の4回目の日曜日)の日。
クリスマスも近づき楽しい季節…のはずですが、今年はコロナのせいで気分がすっかり滅入りがちです。
何かとストレスが溜まりやすい昨今ですが、本日は面白い欧米の「ダサセーター」についてお話ししようと思います。
すでに日本でも知られていることと思いますが、クリスマスのこの季節に「クリスマスモチーフが散りばめられた、あえてダサいセーター」を着て友人宅や親戚宅を訪問するというこの面白い習慣。
イギリス発らしく「着るのがちょっと躊躇われるおばあちゃんの手編みのセーター」を贈られていた子供時代のエピソードがそのままギャグとして形になったもので、映画「ブリジットジョーンズの日記」で主人公がトナカイのセーターを着ていたことが火付け役となってセレブに広がった後、一般の人へ。
そしてイギリスのみならず欧米にも広がったそうなのです。
英語では「クリスマスジャンパー」(ダサいという意では「アグリーセーター」)と呼ばれますが、ドイツでは「Weihnachtspullover」(クリスマスセーター)と言います。
「ダサいセーターってなんて言うの?」とドイツ人に聞いたら
「う〜ん。。。Der sieht scheiße aus(クソに見える)とか?笑」とのこと。
(その人は日本語もかなり喋れるのですが、ドイツ語で日本語のピッタリ「ダサい」に相当する言葉は難しいとのこと。)
このダサセーター、ドイツのショップでもこの季節には一際異彩を放ちながら店頭に並んでいます。もちろん非常に目を惹くので手に取って見ている人は結構見かけますが、実際に来ている人はさほど見ない…(笑)
値段も普通にするわりに意外と着る機会がないですからね。。。まあウケ狙いにはピッタリですが。(あえてクールなコートを着ていき、脱ぐとダサい、みたいなシュールなシチュエーションにピッタリ!そうしたシニカルなギャグがイギリスっぽいと感じます)
とはいえ、ダサさをあえて商品化しているだけあって、実際は「ダサ可愛い」と行った感じです。
特に子供が着るとめっちゃ可愛い!
ちなみに写真は次男ワタのドイツ語の宿題。
「クリスマスの面白い習慣たち」と言うタイトルで、様々な国のクリスマスの面白習慣が載っていました。
ノルウェーではクリスマスイブに魔女たちが悪戯しないようにほうきを隠すとか。。。(4年生の読み物は私にとってちょうど良いレベル(ちょい難しいものも)なので私の勉強にもピッタリ!笑)
もちろんクリスマスジャンパーの記事もバッチリ載っていましたよ。笑
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