予定のない先日の日曜日。



窓を開けると生バンドの演奏が聞こえて来たので次男ワタを連れて散歩がてら様子をみに行きました。




すると近所のマルクト(市場)広場で毎年行われている恒例のサマーフェストが行われているではありませんか!

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ロックダウン後以降、この広場でイベントが開かれるのはおそらく今日が初めて。


が、やはりコロナ禍でのイベント。当然ながら昨年に比べ規模は縮小、露店も大幅に減り、テーブルも距離を離して設置、フェストの空間はぐるりとロープで囲われ、入場者は連絡先を記入してからでないと中に入れない仕組みとなっていました。(また会場内では席を離れる際はマスクを着用)



毎年ぎっしりと机が並んでいてお客さんもぎっしりなのに、今年は非常にまばら。


この人口密度でさらに青空の下。コロナ禍のイベントとしては、決して悪くなくうまく機能しているように感じました。


さて、例年よりは少し寂しいサマーフェストですが、いつも通りの美味しい生ビールにバンドの生演奏、そして本物の砂で作られた人工ビーチの上にビーチデッキ。



生ビール片手にほろ酔い気分でデッキに寝そべると
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気分は完全にリゾートじゃん!(笑)

3ユーロのビールで1杯で・・・安いな私。。。


ドイツ人は「ビーチ=休暇」という人も多く、美しい海と空は何よりの贅沢なのですが、さらにそれをこんな都市の中で実現するエネルギーがすごい。こうした快適な空間を作ることに使えるエネルギーが半端じゃないなといつも思います。 そしてこのようなイベントでいつもいいな、と思う点は、老若男女問わず来ているということ。



ファミリーからお年寄りの方まで、音楽に合わせて踊ったり、子供は砂浜で遊んだりしていました。


ドイツってアニメや特撮モノの主題歌というものがほとんどないので、子供も意外と幼稚園くらいから普通に大人の聞く音楽を聴くんですよ。(童謡もありますが。)しかも日本ほど流行サイクルが早くなくて定番ソングが大好きなので、歌われているものもみんなが知っている「Despacito」(日本は知りませんがヨーロッパでは数年前に爆発的に売れた曲)や「Volare」(あのビールのCMの曲です)などが生バンドで歌われ、老いも若きも楽しんでいました。




ちなみに私の前のビーチチェアには、いかにも「子守をママから頼まれたパパさん」といった雰囲気のお父さんが幼稚園児の娘さんを連れて座っていたのですが…
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*この右前の親子です!


子供は持参した砂場セットで遊び、パパはリラックスしてビールをグビグビ。


なんかお父さん、すごい楽しんでない?(笑)

子守りとして理想的すぎだな(笑)。



夏休みもあと少し。近場で夏を満喫したいと思います。