コロナの影響で外出の機会がぐっと減った我が家。
おかげですっかりドイツの長い夏休みを持て余し始めたので、最近Netflixに加入してみました。
ドイツ語の口語の勉強にもなるかなと思い、最近見始めたドイツドラマ「Türkisch für Anfänger」が面白く夜な夜な見ています。(おかげですっかり寝不足に)
このドラマ、ドイツ人ママ(+子供2人)とトルコ人パパ(同じく子供2人連れ)の再婚から始まる、異文化&思春期の子供たちが繰り広げるドタバタホームドラマで、ドイツ人とトルコ人の文化の違いがリアルでかなり面白い。
そしてドイツのティーンネイジャー、こんなにませてんの?という驚き…。
そして下品な口語も満載です。笑
実際にこうしたドイツ人とトルコ人の結婚というのはドイツでは普通にあると思います。ただ、知っている限りでは大半がドラマのように旦那さんがトルコ人で、奥さんの方がドイツ人というパターン。トルコはやはりイスラム社会なのでイスラム女性が奔放に恋をするというのはやはり少ないようです。
しかし私自身、こちらに来るまでここまでドイツにトルコ人が多いとは知りませんでした。
日本にいた時は「トルコってなんだか素敵〜。エキゾチックなイスラム文化、いつか行って見たい親日の国」というイメージしか持っていませんでしたが、実際は貧しい田舎から出稼ぎで来た人たちが大半で、決して皆がドイツ社会に馴染めている訳でもない、KIOSK(売店)などにたむろするガラの悪いグループは大抵がトルコ系だったり…と、今まで知らなかった負の面も知ってしまいました。
ドルトムントでも北のエリアは移民の方が多く住んでおり、特にトルコ人の多いエリアの幼稚園ではドイツ語よりトルコ語を話す子供の方が多くそれが問題になっているという話も聞きますし、トルコ系はハナから嫌いだというドイツ人もいるわけでなかなか溝の深さも感じます。
まあ、本当に文化、違いすぎるもんなあ。
とは言え私の子供の通う小学校にも長くドイツに住んでいるトルコ人家族もそれなりにいますが、学校行事にも積極的に参加し、フレンドリーな方も多く、全体的に結構うまくやっている方だと思います。またトルコ料理、特にケバブはドイツ人のもはや国民食ともいえるほどの普遍的な食事であり、うまく融合している点も多々見受けられます。なので出身国でひとまとまりにすべきことではないとは思いますが、ドイツに住んでトルコのイメージが少し変わったのも事実です。
でもドイツ社会でのトルコ社会と実際のトルコはまた違うかもしれません。だからこそ実際にトルコに行ってみてその様子を見てみたいなとも思っています。
ちなみにトルコのビーチはドイツ人に旅行先としてとても人気だそうですよ。
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