ロックダウン緩和に伴い、人同士が2Mの距離が取れないという理由から病院や店舗などではマスク着用が義務付けらているドイツ。さらにこれから学校も開くので子供にもマスクが必要となってきました。幸い我が家には日本の友人から頂いた立派な手作りマスクがあるのですが、もう1枚予備もあった方がいいかなと思い、見よう見真似で作ってみることに。


とは言え、我が家はミシンもなく、また布を気軽に買いに行ける状況でものないのでかなり限られた条件下でのマスク作成となります。しかも私が裁縫が超苦手という。。。 そこでまずは家のクローゼット漁りから。次々とタンスの肥やし的な私の古い服が出てきます。片付けの方向にうっかり流れてしまいそうな気持ちをグッと堪え漁り続けていると、柄も生地もぴったりな可愛いキャミソールを発掘。肩紐部分がマスクの耳にかける部分に使える!とピンと来たので、これを使ってまずは私のマスクを作ってみることに。ネットで色々と作り方動画を見ていると蛇腹タイプが意外に簡単そうだったので、見様見真似で作ってみました。 出来上がってみて。。。

意外と悪くない!笑

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縫い目は本当に酷いものですが、別に売る訳でもなく所詮自分で使うマスクだしと割り切れば十分です。しかもこのキャミソール、下部分などの飾りレースなども可愛くその部分を上手くカットして使えばかなりオリジナリティあふれる感じに仕上がり個人的には大満足。(中にガーゼ生地も縫い付けました)しかも作ってみると意外と楽しい!(笑)。

続いて子供の分を作ったのですが、長男は「黒くて忍者みたいなやつ」(?)というリクエストで、次男の黒い古い下着でそれっぽいものを、次男は「BVB(ボルシアドルトムント)がいい」というので、長男と同じものを作ったものに、たまたまBVBのロゴの入った小さくなった帽子を発見し(買った覚えが全くないので、何かおまけかなんかでもらったのだと思われる。)その部分を切り抜き縫い付けて完成!

おお!これまたなんか売り物みたいだ!と自画自賛。

縫い目は相当のものですが。。。


という訳で手作りマスクはクオリティにさえこだわらなければかなり簡単にできることが判明しました。ドイツでもサージカルマスクはなかなか手に入らないので、手作りマスクは人気ですが、単にバンダナを巻いたり、ネックウォーマー的なもので口周りを隠しているだけの人もたくさんいます。マスクなんて所詮口周りを覆うもの、ただの布切れ、だと思えばマスク不足に恐れる必要もないのだなと前向きにもなれたマスク作成作業でした。