医療に強いと言われているドイツですが、この時期はやはり気軽に病院には行けません。

Bundesministerium für Gesundheit (連邦保健省)の指針でも「まずはかかりつけ医に電話をすること。予約なしで病院に行かないこと。コロナテスト実行の有無の決定はかかりつけ医の判断による。」などと書かれており、実際に突然40度の熱がでた夫もまずは会社に電話をしたのですが、まずはかかりつけ医に連絡をするべしとのこと。結果、そのお医者さんにコロナテストを促され検査に向かった訳です。

ドイツでは少し前までは、かかりつけ医を通しての予約がないとコロナテストは受けられませんでした。が、現在ドイツ政府はコロナテストに積極的で今は予約なしでOK。現在我が家の最寄りのコロナセンターはなんとボルシアドルトムントのスタジアム内なのですが、だいぶピークが過ぎたからかテストに来ていた人は夫以外他に誰もいなかったそうですぐに診てもらえたそうです。

診察室にはドクターもいて診察してもらえます。検査方法はPCR検査。あっという間に終わりますが、結果は後日。もし陽性なら2日以内に電話、陰性なら手紙が来るということでドキドキしていましたが幸いなことに電話は来ず、検査の3日後に陰性通知が送られてきた次第です。

実際に身内が受けてみて思ったこと。やはりテストしてもらえるというだけで安心感が非常に強い。いくら精度が怪しいとは言え陰性と知った場合の安堵感は半端じゃないですし、陽性の場合でも軽症の場合はやはり自宅待機となりますが何かあればコロナセンターに連絡すればいいという安心感もありました。やはり「見捨てられていない」と思える安心感は大切なのではと思います。

では検査数が多いと言われているドイツですが一体どのくらいなのか。ロバート・コッホ研究所出典でドイツ語版Wikiに出ていたので日本語版の表にして下に載せてみました。ドイツのコロナテスト件数は4月12日までの集計で172万8357件。149のラボが検査に参加しています。
24.04.2020


検査件数の多さはデータ収集&分析を容易にし、コロナ対策に役立てることも可能です。ドイツの国営放送ZDFのニュースでは毎日、「感染者数、回復者数、死亡者数」の3つを必ずセットで報道しており、さらに現在では1日の感染者数の変化なども報告。ピーク時には1日7000人と凄まじく増えていたドイツですが、昨日は1200人程度と随分減少し(それでも多いですが、もう大きすぎる数字に見慣れてしまった。。。)、ソーシャルコンタクト遮断の効果をアピールしています。抗体検査も同様に積極的に行うことで、新薬の開発や社会復帰に向けて動き出してもいます。また現在陽性患者一人当たりが感染させる人数が以前に比べ減少していること(現在は一人当たり0.9人に感染。コントロール下に入ったとアピール。)も報告されており、ニュースを見ている限りでは、経済的問題、学校開始問題、我々の人生の楽しみ、夏休みの休暇どうするよ問題(これをスーパー一大事に捉えているのがドイツらしい。)で揺れるドイツですが、新しい病気に向けて少しづつですが前向きに進んでいる感じです。私も専門家でないのでニュースを聞いてその程度の感想しか語れませんが、まあドイツはそんな感じでコロナ判定検査や抗体検査が行われています。
24.04.2020-2


しかし月曜日以降、一部の店舗が開き始め街は少しづつ活気を取り戻しては来ているものの、人数制限、ソーシャルコンタクトを取りながらの生活。学校が始まっても多分当面はそんな感じなのでしょう。次男の大好きなサッカーも当分お預け。改めて完全に世界が変わってしまったことがショッキングですが、一番の不安は子供がこの引きこもりの生活に慣れきってしまっていること。時間があって久々にパパママにたっぷり甘えられて嬉しいようですが、それだけではやはり不健康な気がして。。。やはり社会は大事ですね。