いつもコロナの話題ばかりですみません!

でももうコロナ以外に話題がない。。。(あ、先日の日曜日から夏時間がスタートしまして日本との時差が7時間になりました。そのくらいです。)

さて、先ほど日本のニュースを見まして、ついに国内感染者が1日200人を超えたということで、かなり危惧しております。

「う〜ん。確かに増えてはきてるよね〜。とはいえ、海外の日本人、騒ぎすぎてんじゃない?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

私が騒いでいる理由。。。それはズバリ統計で推移を知っているから!

だってたった20日前はドイツも感染者が1567件だったんですよ!それが今ではなんと42.7倍の67000件越え!!!!コロナがある一定数になると倍々ゲームになり感染者を増やすというのはこういうことなんです。

01.04.2020


出典はこちらのリンクから。
ドイツ語ですが、非常にわかりやすい統計です。赤は陽性患者、緑は回復者、黒は死亡者です。

日本では「三密を避けよう」という曖昧な言葉を使っていますが、海外メディアは結構ハッキリ言う上にかなりシビアな統計を見せつけます。こういったものを日々見せられているので、海外組は「早く!20日後には40倍になるよ!日本政府なんとかしてあげて!」と警笛を鳴らしたくて仕方ない、いてもたってもいられない気分になるのです。

日本人はもともと清潔好きだしマスクもするから、もしかしたらここまで増えないかも知れません。
だったら取り越し苦労で済むんです。いや、それで済めばいいと思っています。

でも実はもう1点、安心できない理由がありまして。それは距離を取る重要性が日本では浸透していないことです。

日本のメディアではマスクと手洗いの重要性を特に強調してますが、欧米メディアでは「距離を取ること」を一番重視して伝えています。ドイツの場合、人とは必ず1.5Mの距離を取ること、家族以外の人と合う場合は1対1で。老人ホームには行かない、唾液や手に触れるだけで感染する可能性があるから飲食店なんて持ってのほか。販売員は必ず手袋。もはや1ヶ月近くこの生活に慣れてしまうと、日本の満員電車の様子とか居酒屋でワイワイしている様子とか映像や写真で見てしまうと「ひい〜〜〜恐ろしい!!!距離とって!距離!」と引いてしまうのです。
これまた「そんな根拠どこにあるの?かぶれてる?(笑)」と言われてしまうかも知れませんが。。。
このデータ、ドイツの医療研究所最高峰の「ロバートコッホ研究所」からの報告なんです。メルケルさんの演説はこの「ロバートコッホ研究所」に基づいていると本人も開口一番に述べておりますので間違いないでしょう。

と、言うわけで、海外からの反応に拒否反応を示す方もいるかも知れませんが、ほとんどの海外組の日本への発言はこういった理由によるものだと思いますので、万一間違っていたとしても温かい目で見てあげてください。。。(私含めて。笑)今、海外に住んでいても日本に家族がいたり友人がいたりするのでなんとかしたいと言う老婆心の塊なんです。

でも国民の方がこの危険をずっと真剣に受け止めていますよね。
名も無い小さなこのイラストレーターのブログ、政府にこのブログが流れ流れて読んでいただけないかと思っています。