もはや中国国内、日本などのアジア圏のみならず、世界的にも蔓延し始め、警戒が強まるコロナウィルス。日本でもマスクや消毒液が不足していると聞きました。特に小さいお子さんを持つご家庭等での不安は相当なものかと思います。それでなくてもこの冬の時期は普通の風邪に加え、ノロウィルス系の風邪、インフルンザなども猛威を振るうにも関わらず、社会人だと、ちょっとやそっとの風邪では会社を休めない、微熱程度なら行かねば!と言う方は多いと思います。ではドイツではどうでしょうか?

ドイツの場合、ガッツリ休みます(笑)。会社員はもちろん、たとえ担任を持ってる先生であっても突然先生が休みで授業がないこともしばしば。ただし小学校にはアシスタントの先生が2名いるので、その先生が代理を務めますが、その先生も病気の場合は自習になったり、残りの時間は遊んだりしているようです。「自分がいないと回らない」のではなく「誰かがいなくて回らないこともある」のがドイツ流…ではあるのですが、そこまで堂々と休める背景には、ドイツの病欠制度があります。

ドイツでは有給休暇とは別に、病気休暇なるものがあるため、日本のように有給休暇を病気のために残しておく必要がありません。ただし3日以上の病欠の際は医者からの診断書が必要である場合がほとんど。そして月曜日に休む場合も医者の診断書が必要なのだとか。これは月曜日、会社に行くのが面倒だ〜と言うズル休み防止のためらしい(笑)。
16.02.2020
*月曜日、体調悪いけど病気に行くほどでも。。。でもツライ!と言う微妙な時は悩みどころ。
まあ、ちょっと顔を出して帰る、とかするようです。

先日次男ワタが風邪をひいた際、熱も下がり元気になってきたので翌日から学校へ行けるとてっきり思っていたら、病院へ行くと「こりゃ熱がぶり返すタイプの風邪だね。あと3日は休みなさい」と言われ、診断書を作成してくれました。(ドイツでは診断書はタダです)さらに「お母さん働いてる?診断書書きましょうか?」と尋ねられました。そう、ドイツでは子供の病欠も親の病欠休暇として認められるので親も安心して休むことが可能です。ただドイツ人もできる限りは穴を開けないようにしているので、無駄には休みません。(子供がだいぶ大きくなって1人でいられる場合などは出勤します)

ドイツ人の堂々と休む姿勢はマインドが先なのではなく、制度があるからこそ社会に浸透し、結果として「病気で休む」と言うマインドが浸透したのではないかと思います。ちなみに有給休暇も全て消費しないと罰せられるのは雇用主側だと法律で定められているため、「休暇は取らないといけないもの」なのです。

日本でも働き方革命、意識革命とは言ってはいますが、やはり法的な制度があってこそではと思います。特に病欠制度は、復帰した途端に子供の病欠だけで有給を全て消化して嘆いている産休明けママの大きな助けになるのではなるのかと思います。

ただドイツにもブラック企業なるものは存在するので、うちは制度通りじゃない!と言う職場も。。。
その点は注意が必要ですが。。。