日本の感覚のままでいるとドイツで失敗してしまうことの1つに「メール」があります。


メールやSMSはドイツ語の苦手な私にとって最強ツールではありますが、残念ながら日本とは比べ物にならないほどとにかく返信が来ない(もしくはものすごく遅いことが多い)というデメリットが。


子供の誕生日の会場を予約する際、今までボーリング場、スポーツクラブ、ミュージアムなどにメールで連絡をしてきましたが、どれも本当に苦労しました。まずスポーツクラブ。こちらは1週間しても連絡がこないので思い切って電話してみたら、担当者が休暇でいないとのこと。でもその後の連絡はスムーズに行ったのでまあましな方です。そして次にボーリング場ですが、こちらは応募フォームとメールアドレスの両方が用意されていたので、念には念をと両方とも送ってみました。が、全く返事がこない。。。こちらも電話をして聞いてみると、全く悪びれもなく「あ〜、見てない。」の一言。

じゃあ応募フォームなんて作るなよ!と言いたくなりますが、なんとかドイツ人の知人に手伝ってもらい電話で解決しました。そしてミュージアム。実はこちら次男ワタの1月の誕生日会の為に先月11月の末に連絡を入れたのですが、これまた全く連絡が来ない(涙)。仕方なく今度は現地に出向いて聞いてみると、メールフォルダーをチェックし、
「あ〜来てるわね。でも開いてない」(!!)とのこと。なんでよ!?

なんでも私の名前とアドレスが「中国っぽい?=怪しい?」と判断しスパムメールの可能性もあるので開かなかったとのこと。いやいや。気持ちはわかるけどさ。。。彼女も当然悪びれることもなく、「だったら電話してくれたらいいのに」と言い切りました。


ちなみに我が家はホテルではなく、個人の別荘を借りることが多いため、個人的なやりとりをせねばならないのですが、これまたオーナーによってメール連絡の取りにくい人もいて、無事に鍵の受け渡しができるかどうかいつもドキドキしてしまいます。(ブッキングドットコムは取れてない可能性もあるので危険だ、みたいな旨の書き込みを見たことがありますが、私的にホテルだったならいつでも連絡が取れるので全然マシ!取れてないと言われてもメールの予約フォーム見せて取ったと言い張れば大丈夫。)

20.12.2019


しかしどれも最終的に全て問題なくなんとかなってるのがまあドイツのすごいところ。ドイツではメールなどで全くラチがあかないことは多いのですが、直接話すと、大体の問題がすぐに解決します。「メールがダメなら直接話せばいいじゃない」というのがドイツのスタイルなので、最初から日本のようなスムーズ対応を期待してはいけないと頭に入れておいたほうが良いでしょう。(確率の問題であってもちろんきちんと返信くれる人もいますよ!)


しかしミュージアムの連絡、直接会いに行って予約の申し込みはしたものの、その後2週間経ちましたが、全く連絡が来ません。また来週頭あたり出向いてみるか。ハー。。。。