22.11.2019
 
というわけで先日長男アユの個別懇談に行ってきました。

アユの通うギムナジウムでは(他のところは知らないのでわかりませんが)担任の先生以外にも各教科の先生とアポを取り、面談をすることができます。なので人によっては何件も回っている保護者の方も。私はドイツ語で細かい話が分からないという点と、ドイツ語など話したい先生のアポが非常に取りずらいという点から基本は担任の数学の先生のみ。数学に関してはまあそんなに問題ないので別にしなくてもいいのですが。。。
一通り成績表を前もって教えてもらえるし、一応親の義務みたいな感じで行っております。

その成績表とは日本で言ういわゆる通知表で、夏休み前と冬休み前に渡されます。(ドイツは前期後期の2学期制。)主要教科の成績が全て「筆記」と「口頭」に分けて出されるので、発表などの口頭での評価も日本以上に重要。 ドイツの学校は成績が悪いと、落第や退学(別の学校に移動させられる)もあるので、ギムナジウムの先生なんてましてや成績に関して口酸っぱく言うのかなと思っていたのですが、うちの担任の先生は「もしいい点を取りたいのなら」「もし今の成績に満足していないのなら」などの枕詞を必ずつけて「もっと発言を意識して増やすといいよ」「もっとこの点を頑張らないといけないね」などのアドバイスをしてくれました。たしかにそうですよね。。。


昨今のドイツでは、昔以上に親が子供に大学に行かせたい人が増えているそうで、教育熱が高まっているそう。ですが、日本のように細かく偏差値で分けることもなければ、小学生で塾に行っている子はほとんど見かけません。私なんぞは「努力は実る」という日本の学校教育で育ってきた世代なので、「出来ない=努力不足なのかな?」といまだに自分を責めてしまいがちなのですが、「嫌いで能力がないことに無理して頑張ることになんの意味があるのか?」とバッサリ言い切ってしまうドイツマインドは(もちろん全員ではないでしょうが。。。)驚きを通り越して清々しく感じます。結局は本人にやる気がないと意味がない。だから担任の先生も「もし〜」と言う言い回しをするのかなと考えると妙に納得です。


「努力」「頑張る」などの日本語が、英語やドイツ語に直訳できないのはそういった背景があるからなのでしょうね。