11月11日のドイツは聖マルティン祭。
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数々の欧米文化を抵抗なく受け入れ、エンジョイしている日本ですが、このお祭りだけは日本でまず知られていないものであろうと思われます。ものすご〜くざっくりと言うと、この11月11日は、聖マルティヌスの命日であり、馬に乗って赤いマントを着た聖マルティヌスに扮した男性のあとを、手作りのランタンを持った子供たちが歌を歌いながら一緒に練り歩き、その後、「聖マルティヌスが雪の中震えていた乞食にマントの半分を分け与え感謝する。(その乞食は実はイエスキリストだったのではと言い伝えられている)」という寸劇を見て、最後に甘いプレッツエルを配られ帰る、という行事です。 (*詳しくはWikiやGoogle先生などへ!)

なので、この時期はどの幼稚園でも手作りのランタン作りが行われ、寒い夜の森などを練り歩くのですがこれがとても幻想的。今回街で行われている練り歩きに参加してみましたが、生演奏付きでの行進で本当に素敵でした。素朴だけどとてもヨーロッパらしい美しい行事で個人的に大好きな行事です。
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また、この時期は収穫祭の時期の終わりとともに冬の訪れを知らせる時期でもあるため、ヨーロッパの中世のお店をイメージした(中世以降この時期が屠殺の時期であったため)ワインや肉屋、八百屋、ケーキ屋、ワッフル屋などのお店もたくさん立ち並び、また家畜たちもやってきます。(「ふれあい動物園化」していましたが)
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中世さながらの肉屋。燻製などを売っていました。

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おいしいワインも飲めて幸せ幸せ♡


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ポニー乗り場もありました。

ぜひ日本の人にも体験して欲しいのですが、日本人にはあまりにバックグラウンドに馴染みがない上、非常に商売っ気の少ない行事なだけに日本で広まることは今後もないでしょう。。。


しかしこの時期を境に毎年本当にグッと寒くなるドイツ。昔の人は季節に敏感だったんだなということがよく分かります。