ドイツの外食は日本に比べるととにかく高いです。さらに結構待たされる上、思ったほどのクオリティでないことも多く、気分転換に外食に行ったら余計にストレスになってしまった!と言うことが多々あります。(もちろん素晴らしいとこもいっぱいありますよ!と言うか、日本人は日本の飲食店クオリティに慣れてしまっているのでドイツで同じレベルのクオリティにいつでも出会える訳ではないと思った方が良いでしょう。)


しかし毎日の食事づくりは料理のあまり得意でない私にとってかなりストレス。ドイツの学校は給食がないため、子供は昼ごはんもうちで食べるので(次男は学童で食べるけど、お迎えのタイミングで食べないことも)、3食を用意しなければならないのです。うちでは食事に関しては夫が一番うるさくなくて夜でもドイツ食(パンやハム、チーズなどの冷たい並べただけの食事。ドイツ人の日々の食事は本当に質素!)でも文句を言わないのですが、子供2人がとにかく面倒臭い。今日はどうしても夕飯を作る気力が起きなかったので(たま〜にそういう日がある)夕飯作りをボイコットし、子供にケバブを買ってきてもらいました。 ドイツはトルコ移民が多く、ケバブがとにかく安くて美味しいのです。たっぷりの生野菜やお肉、ソースをかけてもらってだいたい3ユーロくらい!しかも子供らも大好きなのでたまのケバブは「やった〜!ケバブ!」と喜ぶほど。安くて美味しくボリューミィなケバブはもはやドイツ人のカリーソーセージと並ぶほどの国民食的ファーストフードです。

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*具材はカスタマイズ可。「玉ねぎと辛いソース抜きで!」などオーダーできます。


しかし、ドイツに来てから「食」というものに新たな持論を持つようになりました。ある意味グルメなのも考えものだな、と。我が家は日本育ちの日本人なのでドイツ人の多くのように「毎日同じものでOK」とはならないのです。しかしドイツに来て知ったのは、むしろ日本のように毎日バラエティ豊かな美味しいものを頂ける環境は世界的に見てむしろ珍しいということ。安くて美味しいバラエティ豊かな食事が頂けるのは日本含めアジア圏くらいなのではないでしょうか。食は本当に大切なことではありますが、毎日の食事があまりに贅沢になりすぎると今度は逆に美味しいものしか受け付けず、生活が制限されてしまう危険性もあるのだと考えるようになりました。むしろ海外で活躍する人になりたいなら、こだわりを強く持ちすぎずなんでも食べれるようになった方がいいのでは!?と思うように。


日本ではどうしても未だに「レパートリー豊かな日々の手作りの食事=母の愛」のような図式が成り立ちがちで、手を抜くことに罪悪感を持ちがちですが(私自身そう思っているわけでは全くないのに、心のどこかで何故か罪悪感を感じるのです。本当に不思議。)お母さんも疲れてやる気のない日には「むしろたまには国際人を育ててやるか」(笑)というポジティブシンキングでケバブ的なものをかぶりつくことをお勧めします!