02.09.2019

ドイツは人種のるつぼ。自己紹介の用紙に「私の髪の色、私の目の色」などの欄があるドイツ。

ドイツ国籍の子ですら、金髪、茶色やオレンジ、黒など様々な髪の色の子がいる上、さらにさまざな国から来た移民の子も加わり教室はとても華やか。ドイツは多様性を尊重する社会なので、公立学校で日本のような厳しい服装に関する校則があるようなら大問題となることでしょう。日本ではコメント欄で自分たちの意見を言い合うだけで終わる程度ですが、ドイツでこんなのを導入した公立学校(宗教にも特化していない普通の)が現れたら社会問題にも発展しかねなさそう。。。


ちなみに私は、服装に関する校則は昔から不要派です。リボンが派手だとダメだとか、アクセサリーがダメだとか、カラーリングがダメだとか、はっきり言って大きなお世話だと思うし、「服装が派手=不良」と言う発想もありません。


私の時代、校則問題で教師や大人がよく言っていたことが、

1、私服はお金が逆にかかる。
⇨ 金銭的に自分の見合うものを着れば問題なし。安くてもかわいい服もある。(と思うのですが!)

2、アクセサリーなどは盗難の危険性あり。
⇨学校側はあくまで注意を促す程度でいいのでは?ドイツでもプールの授業がある場合、「紛失の可能性があるのでアクセサリーは避けたほうが良い」などのお知らせはくるけど、それでも付けてくるなら自己責任になります。

3、若いうちにお化粧なんかしなくても十分かわいい
⇨イヤイヤ!!(笑)私、目が小さいので超コンプレックスだったのですよ!結果天然のかわいい子だけがモテることに!この多感な時期に自分の個性を伸ばせるオシャレができたらもっと自信が持てたのかも!と今でも思ってしまうのです。(未だうっすら厨二病を引きずる私。。。)オシャレで受験勉強が出来なくなると言うならそれはその子の将来の問題なので家庭内で話し合うことであってあくまで校則で縛ることではないのではないかと。


私は別にオシャレなわけでもなんでもないのですが、リクルートスーツを着て就活をする自分にどうしてもイメージが湧かず、会社勤めをしないで済むフリーランスを選んだため、若い頃は「私って社会のはみ出しものだな〜」とネガティブだった時期もあります。今思うと全然普通だったしネガティブになる必要なんてなかったな、と。ドイツの学校も一長一短ですが、校則面なら迷わずドイツを選びます。



まあでも、私の中学高校は校則が厳しかったけど(愛媛)、旦那の学校はそうでもなかったらしい。特に高校なんて県立(仙台)だったけど「服装は下駄以外」ならなんでもオッケーだったそう。(なんで下駄なんだよ。。。)

日本でも校則、地域によって結構違うんですね。 

あれ。なんか熱く語っていたらめちゃくちゃ長くなってしまった!(汗)
最後まで読んでくれた方いたらありがとうございます!