先日、私事ながら誕生日を迎え、42歳になりました。

時の経つのは恐ろしく早く、少し前まで「あ〜ついにアラフォーかあ」と言っていたのがだんだんとアラフィフィに近づきつつあるという。。。今年の抱負はズバリ毎年言っている(笑)「ダイエット」と、子育て面では「長男を少しづつ親離れさせる」です。

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と、いうのももうすぐ12歳になる長男アユ。ドイツに来た当初はまだ小学2年生で「この子の勉強を見てあげられるのは自分だけだ!」と鼻息荒く、日本の学校に戻ってもすぐついていけるよう、国語と算数、またドイツの学校が嫌にならないようにとドイツ語(途中から英語も追加)を毎日ホームティーチャーとして心を鬼にして教えてきました。が、最近はちょっとのことで反抗することが増え、私にとっても苦痛そのものの時間になっていったのです。
しかもアユを教え終わった後には、アユよりも勉強が嫌いで手強い次男ワタが控えているという。。。家事も仕事も溜まっていくのに一向に子供の勉強が進まない。。。。(今まで特に勉強熱心でなくても、異国にいることで、情報も閉鎖的になり、なんとなく不安になってしまい子供の勉強で悩む親御さんは少なくないと思います。)


ある日、全くドイツ語のやる気のないアユに苛立ち「私だってやりたくないの!あんたが困らないようにやってるの!」と感情的になってハッと気がつきました。そうか!もうこんな風に強制的にやらせる年ではないんだ。。。と。


6年生というと日本の都会では私立受験をする子も多いですよね。公立中学に進学できるのに敢えて私立を受験するわけで、親はサポートこそするけど、あくまで本人に強い意志がないと勉強は出来ないと聞きました。親が与えられたことをこなせればOKということをいつまでも続けるわけにはいかない、今はまさにその過渡期に来ているのだ、と。


そこで私、夫、そしてアユ本人と三人で今後の家庭学習について話し合いました。自分でできる勉強は自分でする、解答の付いているものは答え合わせもする、分からない場合は親に聞く、というスタンスで行こうということに。今やっている勉強の必要性も話し、やる分量やペースも任せることにしました。 この方法で2、3日経過しておりますが、アユ本人も私的にも劇的にストレスが減り、今のところ順調です。まあ、見ていないので蓋を開ければびっくりかも知れません(笑)。でもまずはこうして少しづつ失敗しながらも手を離す練習をしないといけないのだなと思いました。私も子供も。。。 ちょっと自分でおかしいくらいイライラしてるとしたら、それは「作戦変更せよ」のサインなんだな、と今回身をもって感じました。てかプチ更年期に入りつつあるのかも知れませんが。。。(汗)


ちなみにイラストはダイエットの方で。カレーソーセージとポテト山盛りがあまりに日常的になりすぎて、むしろヘルシーとすら感じでしまってやばいというイラストです(笑)。