このブログで「ドイツはゆるい」とよく紹介していますが、それは今の話。ひと昔前のドイツは今と全然違うと言います。

小学校でも昔はどっさり宿題があったり、指示棒で手を叩くような厳しい先生がいたそうですが、今では「マシーンのようにひたすら書き取りをさせたり、ストレスをかけるような教育の仕方は虐待」という風潮だそうで今はすっかりのびのび教育に方向転換されました。

そして他にも、厳しいことといえば、徴兵制度!
なんと一昔前(今、40歳以降くらいの人)はドイツにも徴兵制度があったそうで男性(確か18歳頃)は10ヶ月ほど軍隊に入らなければならなかったそうです。ただ身体に問題がある人や、軍隊にはどうしても入りたくないという人には免除制度もあり、同期間、老人ホームなどでの奉仕活動を行うのだとか。

08.07.2019

軍隊に行った人の話を聞くとかなり壮絶で、畳んだ服が1ミリでもずれていると、「やり直し!」と投げ捨てられたり、掃除した部屋に、教官がゆで卵を転がし少しでもホコリがつくと、「掃除できてないじゃない!」と怒鳴られる。(小姑か!?)知人の体験では特に女性教官が厳しいらしく、「なんでこんなにこの女に言われなければならないんだ。。。」と何度も泣きそうになったという話も聞きました。すごい。。。なんともドイツ女性の強さがわかるエピソードです。。。。

現在は徴兵制度も廃止されましたが、皆さんの想像する「強そうで厳格なドイツ人」というイメージはこの時代のドイツ人が強いかと思います。

ちなみにドイツの女子警官って鳥山明の描くような美人で格好いい女性が多いのですよ!(ドラゴンボールの18号とかDQ5のビアンカとか)きっと教官もそんな感じだったのかなとイメージして描いてみました。^^