セレブな観光地タオルミーナを後にして向かった先はシチリア一の大都会パレルモ。


途中で立ち寄った海がびっくりするほど綺麗でした。
ウィンドウズのスクリーンセーバーか!(笑)と叫ぶ夫。
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なのに驚くほどひと気がない!観光地化された場所以外は結構寂れているシチリア。しかしここまで綺麗な海は見たことがありません。これもドライブ旅行の醍醐味ですな♬


が、大都会パレルモに入った瞬間、夫は運転が一気にストレスに。とにかく交通量が多く、グイグイと車が入ってくるのでこちらもグイグイ行かないと全く入れない。そしてイタリア人ですら「あんなインドみたいなカオスなところ運転するのは嫌だ」と夫が運転してきたと話すと舌を巻くてほど。


ちなみに途中で通ったメッシーナという街も都会だったのですが、そこもすさまじかったです。信号待ちで私たちの車が止まっている間に、なんと掃除道具を手にした黒人の男の人がいきなりフロントガラスを掃除し始めるではないですか!
26.04.2019
NO!NO!と夫が言っても拭き続けるので、私がギッと睨んで激しくNo!と叫び、手で激しくジェスチャーするとようやく去って行きました。よく見るとあちこちにかなりの数の「勝手に窓掃除隊」が。しかしこんなんでお金を払う人はいるのだろうか。。。


ラテンの国の都会は魅力的ではありますが、ぼんやりしていると狙われやすいので神経が張って疲れるのも事実です。 実際、パレルモは洗練された美しい街ですが、ちょっと道を逸れたり少し郊外に出るだけで、かなりスラム状態に近い場所も。
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*オサレな中心地


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*パレルモの中心地から少し離れたところ

というより洗練された街中にも普通に汚い空き部屋があって驚きですが、街中の一等地は建物に歴史を感じるからか「汚く」は感じないのです。ドイツのようにほぼどの街も整然と綺麗に家がメンテされているのとは正反対なカオスな街並み、それもまたイタリアの魅力だなと感じました。


そして今回泊まった宿もB&Bスタイルですが…簡素と思うでなかれ!
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*寝室
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*子供部屋

40平米で2ベットルーム、建築家のオーナー自慢の約175年前の建物の装飾はそのままに、綺麗に中は改装され、部屋に飾られているオーナーの趣味であるタイルはなんと3世紀に作られたスーパーアンティークだそう。まるで貴族のマンションのようなお部屋で私のようなおばさん女子の心わしずかみでした。(ただし、部屋にたどり着くまでに4つも鍵があり(エレベーターも鍵を入れないと開かない!)、治安があまり良くないことをしみじみ感じました)
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多分これ、ホテルだったら4つ星レベルだと思うのですが、フロントが小さいデスクだけでホテルの人が常駐しておらず、安くコストを抑えられるB&Bスタイルだからか4人で一泊1万5千円くらいで泊まることができました!日本にもこんな宿泊施設がもっと増えると旅行がしやすいのになあ。


「Palazzo Benso」 ブッキングドットコムからでも予約できますので、パレルモに個人旅行で興味ある方はぜひ♬