と、言う訳でイタリアはシチリア島へ来ています。デュッセルドルフ空港からLCCの飛行機でわずか2時間15分のフライトで来れてしまうシチリア島。ヨーロッパ、旅行がしやすぎて恐ろしい。。。
と、言うかネットの力がすごい。
旅行の計画はいつも夫が担当しているのですが、航空会社や運賃を比較してネット状で購入できる「スカイスキャナー」と言うサイトをいつも利用しています。また、宿やレンタカーの予約には「ブッキングドットコム」を利用。言葉の違う海外での予約はハードルが高いですが、このネット時代のおかげで恐ろしほど予約がスムーズにできる様になったなあとしみじみ。。。
昔わたしが20代でパリに一人旅した時は、「地球の歩き方」に載っている宿をドキドキしながらファックスで予約したくらいですから(笑)。今は携帯があれば簡単に美味しいお店も探せますし、翻訳アプリで言葉の面でも助かります。ネットのおかげで個人旅行のハードルはこの15年でぐっと低くなったことを感じます。
さてまず向かった先はタオルミーナと言う、映画「グラン・ブルー」の舞台にもなった海が美しいリゾート街。シチリア島は田舎なので車がある方が圧倒的に便利ですが、タオルミーナのホテルは見晴らしのいい山の上に建っていることがほとんどで、道は恐ろしく細く(山道)、一通レベルの細道を対向車がガンガン走ってきますので運転に自信がない人はかなりのストレスだと思います。(私には100パーセント無理!)本当に美しい街なのですが、場所によっては全く歩道もないので歩くのがちょっとストレスなのが痛い。。
でもそれを超える美しさがあり感動しました。日本人のイメージだとシチリア島はもっとセレブで夢のような島と言うイメージがあるかも知れませんが、実際にはかなり素朴な島です。
瀬戸内海で育った私には、シチリア島は不思議とものすごく親近感を感じるのです。
輝く太陽、陽の光をたっぷり浴びたレモンにオレンジ、オリーブ。そして魚介の新鮮さ。サボテンなどの珍しい熱帯植物はまあ置いといて、ふと脇道を歩けば、雑多な道路の雰囲気やそこに生える雑草、錆びた網の柵、つぎはぎされたコンクリートの道路などが、非常に懐かしく、ランドセルを背負って歩いた小学校時代の毎日の通学路を思い出させます。綺麗に整備されたドイツが日本と違いすぎるだけなのかも知れませんが。
タオルミーナ編、続きます🎵
コメント
コメント一覧 (2)
二十代でフランス一人旅ですか?
いや〜すごいですね!
一人旅でフランス行ける人尊敬します
私はフランスはトラブルやスリが怖くて一人旅は行けなさそうです
気軽に旅行にいきたい。。。!
いやいや!そんな!若かったあの頃は「自分探し」にハマっていて、絵描きとして売れるならパリに行かないと!という無意味な使命感に駆られて行ってしまっただけです。結局1人ではオシャレな店も入りずらいし、観光地を見るだけで精一杯。勇気を振り絞って入ったファーストフードの端っこで食べていたらある女性がやってきて「荷物見てて」と突然ボストンバッグを渡され、「麻薬だったらどうしよう」と涙目になったりと(結局トイレに行く間の見張りでした。地球の歩き方にそうしたトラブルが載っていたので怖くて仕方なかったです)珍道中でしたよ(笑)。緊張しすぎて、ありえないほど肩がバリバリに貼って成田に帰ってきたのも懐かしい思い出。パリは2人以上で行くことをオススメします。。。