「この辺りで一番美味しいと思うパン屋さんがあるのよ」というドイツ人のママ友さん。昨日そこに連れて行ってもらってびっくり。なんと障害者施設の一角にあるパン屋さんだったのです。

元鉱山の工場跡地(ドルトムントは鉱山採掘が盛んな街でした)だったという敷地はとても広く、その施設で働く障害者の方達はパン以外にも料理や紙関係の製品を作っています。日本にもこのような障害者の方達が働いているパン屋さんなどがありますが、どちらかというと製品の価値よりも寄付的な意味合いが強く「まあ、本当は隣のチェーン店で買ったほうが美味しい。。。」と心の中で思ってしまうような店も決して少なくありません。 (最近は日本でも魅力的な作業所のお店も随分増えてきているかも。。。)


が、このパン屋さん、チェーン店なんて目じゃない美味しさ!

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持っただけでずっしりとした重み、噛めば噛むほど味わい深く歯ごたえがあり、ドイツパン特有の癖がうまい具合に「美味しい方向」に出ているのです。確かにこれはすごい!!!利益や回転数ばかりを意識しているチェーン店には到底真似できない美味しさです。駐車場は混みまくり、お目当のパンを買う人でごった返していました。3月にはここで春祭りも行われ、ワッフルやクレープなども販売されるそうですが、広い駐車場がいっぱいになるほどの人気イベントだそう。


私が以前日本で関わっておりました放課後デイを営んでいる佐藤のりさんのコンセプト「福祉をカッコよくおしゃれに」「製品に商品価値のあるものに」という言葉を思い出しました。


日本にもこんなお店が増えるといいなと思います。