もはや言わずと知れた移民大国ドイツ。家族全員、全くドイツ語が出来ないままドイツに移住してくる家族も少なくありません。では言葉が出来ない子を学校側はどう受け入れるのか?と気になる方は多いと思います。

1. 外国人クラスがある学校に入る
学校側も子供側もストレスが少ない方法です。ここでドイツ語を学んだのち普通クラスに移ります。

2.いきなり普通クラスに入る
外国人クラスのある学校が近くにない場合、学校側が許可してくれれば入学可能。

しかし、1 はともかく、2の普通クラスにいきなり入って果たして大丈夫なのか、と不思議ですよね。結論からいうと、結構なんとかなる、というのが私の感想です。

子どもの順応力は凄いもので、分からない中でも少しづつコミュニケーションを取って入っていける力があるんだな、と感心します。ドイツ語自体は非常に難しい言語ですが、救いであるのは小学校の授業の進行進度が非常に遅いこと。小学校4年までの小学校生活は、「楽しんで学校に来ること」をモットーとしているからか、うちの子の小学校を見る限り、勉強が苦痛で学校に来るのが嫌だという子を見たことがありません。(まあ、もちろん遊ぶ方が好きだという子ばかりですが。。。)うちの子達は日本語も同時進行で学んでますが、1週間に7〜8字の漢字を覚えないと間に合いません。また小学2年生にして作文が2〜3枚ほど書けるレベルまで到達する。(と、いうか親が手伝って)子供にとってこれはかなりの負担で、片言しか話せない外国人の親が日本で学校の勉強を家庭で教えるのは、どれだけ大変か、今の私には容易に想像できます。

しかしドイツの全国の小学校が、どこものんびりしすぎている訳ではありません。ドイツは州によって教育内容が異なり、州をまたいでの引っ越しは大変なのだそう。特にドルトムントのあるノルトライン・ヴェストファーレン州は移民が多く、教育水準はあまり高くないらしい。(ちなみ教育水準の高い州はミュンヘンのあるバイエルン州など。裕福層の多い、ゲルマン主義が強いエリアでもあります。)とは言え、ギムナジウムなどの学校もきちんとあるのでそこまで問題ないとは思いますが。。。

24.01.2019

と、言うわけで大半の小学校では移民の子供がやってきてもだいたい上手く行っているようです。
が、親子ともにドイツ語の喋れない家庭が大部分を占めると、もはやドイツの学校ではなくなり問題も起きるよう。あるベルリンの小学校は99パーセントが移民を占め、またその地区が教育とは程遠い家庭が住んでいる地区に位置していると言うことで非常に問題が多く、学校内に警備員を雇っているというニュース記事も読みました。

日本でも地区による教育格差はあると思いますが、ドイツは非常に大きく、そのため居住エリアをよく考慮することは重要です。また校長先生によって学校の雰囲気も変わります。ドイツは学区選択制でないので、事前にあるオープンキャンパスで雰囲気を見ることも大切です。