07.09.2018

 日本が日本語であるように、ドイツの公用語はドイツ語。なので日常の隙間時間は、少しでもうまく話せるようにと、ドイツ語の勉強に頑張っております。が、ドイツに住んでると意外と英語の出番もあるのです。。。

特に私のドイツ語が拙いばかりに、英語話せる?と言われることもしばしば。ドイツに来た当初はまだなんとか話せた英語ですが、ドイツ語を集中的に学ぶことで英語が私の頭の中の「外国語BOX」の中の奥深くに追いやられてしまい、全く出てこなくなってしまったのです。(もし、英語あるいはドイツ語が自動的に喋れるレベルになれば、「英語BOX」「ドイツ語BOX」とそれぞれ言語は頭の中で分離してそれぞれの箱になるようです。*周りの人の経験談より。)

しかし、脳って面白いですね。必要なことは、脳みその中の見つけやすい部分にあってだんだん反射的に使えるようになるのに(私がよく使うドイツ語のフレーズとか)、ほとんど使わない知識や言葉は倉庫のようなところに追いやられ、全く使えなくなるんだなあと実感しています。(英単語帳を暗記しても覚えられない、使いこなせない理由はそこにあり!)

と、まあ、納得はしているのですが、やはり沈んだ気持ちの時にこういったことがあると、「ドイツ語がダメ、さらに英語がダメ」、という気持ちになってしまい、落ち込んだりもすることもしばしば。

そこで欲張りな私は、だったらいっそのこと英語もやるか!!!とも考えていますが、
すでに「よく使う部分」のキャパシティがいっぱいなので、そこに英語もなだれ込んでくると、脳みその中が足の踏場のない書斎のようになりそうで、いまいち同時習得に踏み切れません。

努力すればいつも必ず報われるだけではない。。。


優先順位の高くないことは人生かけて気長にやるか、くらいが丁度いいかも、ということを日々感じる41歳の母です。