先日長男アユが「私の体は私のもの」というシアターを学校で見てきました。
簡単に内容を言うと「俺のこと好きなんだろ、いいじゃないか」と迫る男性に対して、嫌なんだけどどうしよう。。。と悩む女性の話らしく、ちゃんとNO!と言おう、というお話。
今月から始まる性教育の一環のようです。


ドイツでは性教育だけでなく、普段から子供達は「自分主体」の教育を受けています。自分主体というと大げさですが、授業で何か質問があればきちんと尋ねる、友達の家に行って「何飲みたい?ジュースと紅茶と水があるけど」と聞かれた場合、堂々と自分の飲みたいものを選ぶ、みたいな感じでしょうか。私の場合、ホストの負担を考慮してしまって、飲むものを(相手と)一緒のものでいい、と、言ってしまうことも。。。無意識に、相手のことを優先した言動をしてしまっているのです。
02.06-2018

なぜ、自分の飲むものすら遠慮してしまうことがあるのか、と理由を考えていると、それは小さい頃からの日本の教育にあるのでは?と思いました。



う〜ん、子供らの日本の道徳の教科書を見て納得。物語の内容が「相手を思いやる」内容が多いのです。相手が(嫌な)思いを口にしなくても、思いを汲み取ってあげよう、というレベルのものまであります。


たしかに、相手を思いやる行為はすごく大事なことです。


が、それが行きすぎて「相手が思いを口にしなくても、気づいてあげよう。汲み取ってあげよう」という考え方は、ドイツ(多分欧米全般)でははっきり言って不必要!というか、この考え方があるがために、かえって関係が悪くなると言っても過言ではありません。突然のお誘いで「手ぶらできてね」と言われてるのに、「相手は気を遣ってるんだな」と「勝手に相手の思いを汲み取り」、高価なものを持ってくれば、嫌な顔をされること間違いなしです(笑)。


とは言え、ドイツ人も遠慮したり、相手のことは気遣います。 ただ、方法が違うのです。
相手の気持ちを「汲み取る」のではなく自分が「尋ねる」こと多いんですよね。

「あなたの家に遊びに行きたいのだけどいいかな?負担ならうちでもいいんだけど」とか
「コーヒーって頂ける?ないなら、いらないよ」とか。
自分の要求は伝えるけど、ダメならあっさり引く、根に持ったりもしない。これが欧米式のようです。
(人にもよるけど。。。)


一見小さなことですが、この文化の違い、私的には相当な苦労。(T_T)
コミュニケーションを妨げる要因にもなるため、慣れるまでストレスでした。

たまにテレビなどでハーフの方などが「アイデンティティが。。。」などと発言してますが、納得!
日本とドイツが真逆すぎて、ちょっと何を信じたらいいかわからなくなるからです。

日本国内でずっと過ごすならいいとは思いますが、将来的に海外留学したい、働きたい、という国際指向の方は、ぜひ言語だけでなくマインドの違いを理解することをオススメします!!!