先日次男ワタのクラスパーティー(クラス交流会というべきか。。。)が、農場でありました。
この時期はイースターに向けて幼稚園や小学校では様々なイベントが目白押し。ワタのクラスでは、学校近くの農場でイースターパーティが行われました。 まず、すぐ近くの森に行き、少し過ごした後、「ストックブロート」用の棒を拾いながら農場へ帰ります。農場に戻ると、キャンプファイヤーの火をおこし、拾ってきた棒にパン生地を巻きつけて「ストックブロート」作り。
2018
火には、割り入れた卵をたっぷり入れた大きなフライパンも一緒において炒り卵も作成。ストックブロークは順番にしか焼けないので、待ってる子たちはイースターの卵にペイントをしたり、ジュースを飲んだりして楽しみます。 なんだかおとぎ話に出てきそうな光景ですよね。 このなんとも原始的、もとい、メルヘンチックな「ストックブロート」は、ドイツではイベントでキャンプファイヤーをすると、よく焼かれます。材料は小麦粉、イースト菌、砂糖、オイル、塩のみ。(クラスで配布されたレシピ参照)しっかり混ぜて発酵させ、枝に巻きつけて焼くだけです。

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しばらく焼き、焦げ目がついてふんわりしたら出来上がり。お味はというと、、、
う〜ん、「上手く焼ければ美味しい」かな?
しかし、火で単純に炙って上手に焼くというのは非常に難しく、大抵は一部が黒焦げなのに、中身はまだ生焼けという状態。それでもドイツの子達にはとても人気のストックブロート。日本でいうと「焼き芋」的な感じでしょうか?棒は特に洗いもしないので(ナイフでカットして綺麗にするだけ)、清潔さは全くないですが(笑)、ワイルドな「森の民」気分が味わえますよ。


 余談ですが、原始人のあの美味しそうなお肉も焼くのは難しかったんだろうな、と勝手に想像してしまう私でした。