ドイツの学校や幼稚園で先生に期待してはいけないこと…

それはズバリ「私物の紛失」です。

日本でも学校や保育園などで子供の私物がなくなることは度々ありましたが、先生に言うと一緒に探してくれたりと結構親身になってくれました。が、ドイツではこれはあまり期待しない方がいいと思います。


 最近息子たちの学童で度々上履きや外履が隠される出来事が何度も起きました。子供に聞くと、「ちゃんとこの棚に入れていたよ!悪い奴が僕のをいつも隠すんだ!」というので、「これはヤバイ!いじめか!?」と焦りました。そこで学童の先生に伝えたところ、「いやいや、お母さん!このロッカールーム見てよ!もう何回言ってもぐちゃぐちゃ!これは無くならない方が無理ってもんよ!」と半分キレ気味に言われました。確かにハンパでない汚さ。。。いや、でも、そうじゃなくてうちの子はちゃんと靴箱に入れてるんだけど。。。と伝えたかったものの、うまく伝えられず悔しいなあと悶々としていたのですが、子供から聞くと「僕だけじゃなくて、友達もしょっちゅうやられてるよ!」と、こういった事件はどうやら日常茶飯事な様子。


先日も帰り際、外履きを探していたら、別のお母さんが話しかけてきて「うちもね〜、そうなの!ちゃんとしまってるのに探してもないから新しいのを買ったのよ〜」と苦笑い。
2018



 そういえば、幼稚園でも次男ワタの私物がなくなって伝えたことがありましたが、「それはわからない」とあっさりとした対応をされたことを思い出しました。ドイツの先生方は結構親切なのですが、どの先生も、とにかく私物の管理に関しては管轄外だと言わんばかりの対応をします。もちろんピアスをつけたり、ポケモンカードを持ってきたりすることに禁止はしないものの、紛失の場合も「自己責任」なのがドイツの特徴だなと思います。


ちなみに靴を頻繁に隠されるアユですが、昨日、

「ついに犯人らしき奴を見つけたよ!だから今日はそいつの靴をありえないほどわかりにくい場所に隠してやったよ!同じ思いをすればいいんだよ!」

とちょっと悪そうな顔で笑っていました。

来た当時は泣いてばっかりだったのに。。。 大きくなったな。。。アユよ。。。。