プログラマーとして働く旦那の会社は各自2〜3人部屋と、とてもリラックスできる環境。そんな夫と相部屋の同僚トーマスは、毎度、知的で興味深いドイツの情報を色々と仕入れてくれるとてもありがたいお方。

昨日はドイツの小学校教育について熱く語っていたそうなのですが、
最近のドイツの小学校(ドイツは州ごとに学校制度や方針などが異なります。
なので少なくとも私たちの住むノルトライン。ヴェストファーレン州)では近年、あまりドイツ語の「書き」を重視しなくなったそうで、ちょっとくらい綴りを間違えていてもテストでも減点しなかったりとか。。。

『だからか最近の小学生は正しく、スパゲッティ(Spaghetti)も書けないんだよ。』と
嘆いているそうです。日本同様昔に比べて小学校で習うカリキュラムが減り、ギムナジウムに行ってから苦労しているなど、「ドイツ型ゆとり教育」に不安を持つ人も多いのだとか。

たしかに最近では長男のドイツの現地校でも書きの勉強も増えてきましたが、最初の方は読んで答える、という問題が圧倒的に多く、書き取り教育に厳しい日本とは大違いだな、と思った記憶があります。
(てか、日本語は習う文字が多すぎる!と思う。。。)

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この練習問題は文章を読み、(例えば一つ目の文章だと「旗の上の部分を赤く塗ろう」)
指示に従うというもの。このように色を塗って、読解力を伸ばす勉強法は、
ドイツの小学校ではよく見られます。

ドイツの教育も政治家が変わると、いろいろ変わったりして大変なのだとか。。。。どの国の教育も、いろいろと悩みはあるんだなあ。