ドルトムント市民がこよなく愛するサッカーチームBVB。
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*サッカースタジアム


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*隣にあるファンショップの2階にはカフェや室内フットサルーコート、ボールプールがあります!



この香川選手も所属するBVBバス付近の爆発事件のことが日本でも伝えられていると聞きました。
もちろんドイツでも連日このニュースが報道されており、私たちも非常にショックな気持ちです。
 今はネットのおかげで情報がずいぶんと手に入る時代になりましたが、
言葉の不自由なドイツにいるとどうしても情報を入手するのが疎くなります。
そこで私たち含め、多くの日本人は領事館からの情報メールを受け取っています。

そのメールによく出てくるフレーズがあるのですが、
「ここは日本ではないという意識を持って、常に気をつけて行動してください」という内容のもの。

私はいつもこれを見るたび複雑な気持ちになります。

と、いうのも「日本はそこまで安全なのか?」と思うのです。


実は私自身、若い頃は「危険」というものをほとんど意識したことがなく、
夜に暗い道をフラフラと平気で何も気にせず歩いていました。が、大学時代、
飲み会の帰り、暗い道をフラフラと歩いていたら、突然痴漢にあってしまったのです。
結構ガッツリやってきたので、ビックリして「助けて=!」と叫びまくったものの全く誰も出てくる気配なし。(住宅街なのに!)結局持っていた傘を振り回して痴漢を追い払い無事に帰路に着きました。 実はそれまでも夜道や人気のないところを歩けば、たま〜〜に声をかけられたり、満員電車でスリにあったりと、「ミニ危険」はあったのですが(上京したてのうかつな女子大生でした。。。)、
この時は、自分もこんな目に会うことがあるのかとビックリ!

それ以降、私は「助けて!と言っても基本助けられないと思え」
ということと(ハッキリ言ってドイツの方がこういう時に駆けつけてくれる人は多いです。)
「夜道を歩けるのは日本ぐらいというのはウソだ!」と思うようになり、
夜道や人気のない道はものすごく気をつけて歩くようになりました。

それ依頼ほとんど危険な目にあったことはないので、
「周りを意識して気をつける」ことはすごく大事だと思います。


 ただ、今回のテロのような事態を防ぐのは難しいため、気をつけようがないですし、
最近多発しているヨーロッパ内でのテロ事件を見て「海外は怖いなあ。」と思われている方も多いと思います。

が、「日本ほど安全な国はない」ことは決してない!(と思う。。。)
平和な日本も小さな危険が意外とゴロゴロ落ちていると私は思っています。

ドイツでの日常生活は基本的にはほぼ日本のように穏やかで、
だからこそドイツの人々はあのようなテロに驚きを隠せないのも事実です。
意外に思われるかもしれませんが、私の住んでるエリアであれば夜の10時11時くらいであれば女性でも一人で歩けるレベルです。(もちろん気をつけますよ!)


そんな平和なドルトムントで今回の事件があったことは本当に ショック。
まずは早く犯人が捕まってくれることを願います。